＜ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ　初日＞◇6日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655ヤード・パー72)

　茨城県にある茨城ゴルフ倶楽部 西コースで開幕した、国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」。今季既に1勝を挙げ好調の服部真夕が首位タイスタートを決めた。

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　風が比較的穏やかな午前スタートの恩恵を受けた服部は、1番でバーディを奪うと3番では約10メートルをねじ込みバーディ、さらに5番でもバーディと序盤で着実にスコアメイク。その後はたびたびピンチを招くも、師匠の岡本綾子から指導されたアプローチと好調のパットで粘り強くパーを拾い、初日はメジャーの難セッティングでノーボギーのラウンド。4アンダーで井芹美保子と並んで首位タイに立った。

　「メジャーでノーボギーで回れるなんて」昨年は故障で欠場した大舞台でいきなりの好スタートに服部自身も驚きを隠せない。しかし、国内ツアー最長の6,655ヤードを誇る茨城ゴルフ倶楽部は、豪快なショットがウリの服部には好相性。初日を終えて「嫌いじゃないです。そんなに長く感じませんでした」と語るなど特に苦にする様子はなく、ショートゲームの好調を維持できればメジャータイトル奪取も十分にありそうだ。

　しかし、1打差の3位にメジャー2勝のヤニ・ツェン(台湾)、イ・ナリ、イム・ウナなどここ一番に強い韓国勢も上位にいる。4日間競技のメジャーはまだまだ始まったばかり、モーガン・プレッセル(米国)、上田桃子らも加えて2日目はさらに混戦模様となりそうだ。