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腹筋に力込めればスイング安定 権藤可恋の安定性は腕と体の距離にあり【次世代ヒロインの美スイング】

腹筋に力込めればスイング安定 権藤可恋の安定性は腕と体の距離にあり【次世代ヒロインの美スイング】

配信日時:2019年3月1日 11時54分

この時点で腹筋に力を入れることによって、腕に力を入れずにインパクトまで迎えることができる。大きなトップからでも、この腹筋への力の入れ具合を意識すれば、最短距離でクラブが下りてくるためパワーロスも少ない。「体力がないアマチュアの方にも参考になる部分です」とメリットを挙げた。

加えてダウンスイングからインパクト、フォロースルーの動きで特筆すべきは左足の動き。

「打ったあと、左足がジャンプしながら足の向きが飛球線方向に変わっています。とはいえ、左足のつま先がクギのような役目になっていて、そこを中心に回転している。左サイドに壁をつくるよりも、回転の力をうまく使えていますね」

体力や腕力がなくても、安定したドライバーショットを打つための理想的なスイングといえそうだ。

解説・目澤秀憲(めざわ・ひでのり)/1991年2月17日生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部出身で、卒業後に米国へゴルフ留学。そこで米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)Golf junior レベル3を取得した。現在は「エースゴルフクラブ」でレッスン活動をするかたわら、河本結らを指導するプロコーチとしても活躍する。

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