2019年の活躍が期待される“新星”のスイングを、日本でもわずかの米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)レベル3取得者で、現在河本結らのコーチを務める目澤秀憲氏が解説。今回は、賞金ランキング41位(約2698万円)で初のシード選手として今季に臨む大出瑞月。
【スイング連続】大出瑞月のスイングを連続写真で解析!
身長151cmと決して恵まれた体格とはいえないながら、71.4286%で14位につけたフェアウェイキープ率や、12位となったトータルドライビング(ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算したランキング)など正確なショットでシード権をつかんだ大出。そのスイングを見た目澤氏はインパクトの瞬間に注目し、こう口にした。
「アドレス時から軸が左右にずれていないのに、ここまで体を開いてインパクトできているのは、すごいの一言。頭の位置もほとんどずれていません。クラブが体に巻き付くよう、いい意味で遅れてきて、低い位置でスイングができていますね」
ここに正確無比なショットの理由があった。以前、コースで大出のスイングを見た時に「思い切りの良さ」を感じたという目澤氏。改めて見ても、その体幹の強さ、しっかりとトレーニングを積んでいる跡が見受けられるという。
「これだけ体が開いても、遠心力に負けることなく、手がしっかりとついてきています。女子でこれができるのは、相当体が強い証拠。体が開けば開くほどヘッドは低く入って、閉じれば閉じるほど上から降りて来ます」
【スイング連続】大出瑞月のスイングを連続写真で解析!
身長151cmと決して恵まれた体格とはいえないながら、71.4286%で14位につけたフェアウェイキープ率や、12位となったトータルドライビング(ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算したランキング)など正確なショットでシード権をつかんだ大出。そのスイングを見た目澤氏はインパクトの瞬間に注目し、こう口にした。
「アドレス時から軸が左右にずれていないのに、ここまで体を開いてインパクトできているのは、すごいの一言。頭の位置もほとんどずれていません。クラブが体に巻き付くよう、いい意味で遅れてきて、低い位置でスイングができていますね」
ここに正確無比なショットの理由があった。以前、コースで大出のスイングを見た時に「思い切りの良さ」を感じたという目澤氏。改めて見ても、その体幹の強さ、しっかりとトレーニングを積んでいる跡が見受けられるという。
「これだけ体が開いても、遠心力に負けることなく、手がしっかりとついてきています。女子でこれができるのは、相当体が強い証拠。体が開けば開くほどヘッドは低く入って、閉じれば閉じるほど上から降りて来ます」