さらに注目してもらいたいと力を込めたのが、トップからの切り返し時に腰付近にできている“ウェアのしわ”。
「これだけウェアにしわが寄るというのは、上半身は回転しながらも、下半身にしっかりとタメができているという証になります。これだけ躊躇(ちゅうちょ)なく回転ができると、スイング中の不要な減速がなくなり、引っかけづらいスイングになります。体主導でクラブが後からついてくるので、体力に自信がある方は、この“しわ”を意識するとレベルアップにつながります」
河本のデータを測ると、骨盤が動くスピード、体の回転スピードで男子プロばりの数値が出たことを目澤氏は明かした。そしてそのスピードが、持ち前のパワフルなスイングを生み出している。
現在の河本は、この写真よりもアドレス時のスタンス幅を狭くして、よりシャープなスイング習得を目指しているという。この写真のようにスタンスを広くとると、どうしてもスイングアークが大きくなり、フェースも開いてしまうと目澤氏は説明。体への負担も大きく、このまま1年間フルで戦うと、どこかでバテが生じてしまうと説明した。持ち前のダイナミックさを生かしながら、より洗練されたスイングで2019年シーズンに臨んでいく。
解説・目澤秀憲(めざわ・ひでのり)/1991年2月17日生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部出身で、卒業後に米国へゴルフ留学。そこで米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)Golf junior レベル3を取得した。現在は「エースゴルフクラブ」でレッスン活動をするかたわら、河本結らを指導するプロコーチとしても活躍する。
「これだけウェアにしわが寄るというのは、上半身は回転しながらも、下半身にしっかりとタメができているという証になります。これだけ躊躇(ちゅうちょ)なく回転ができると、スイング中の不要な減速がなくなり、引っかけづらいスイングになります。体主導でクラブが後からついてくるので、体力に自信がある方は、この“しわ”を意識するとレベルアップにつながります」
河本のデータを測ると、骨盤が動くスピード、体の回転スピードで男子プロばりの数値が出たことを目澤氏は明かした。そしてそのスピードが、持ち前のパワフルなスイングを生み出している。
現在の河本は、この写真よりもアドレス時のスタンス幅を狭くして、よりシャープなスイング習得を目指しているという。この写真のようにスタンスを広くとると、どうしてもスイングアークが大きくなり、フェースも開いてしまうと目澤氏は説明。体への負担も大きく、このまま1年間フルで戦うと、どこかでバテが生じてしまうと説明した。持ち前のダイナミックさを生かしながら、より洗練されたスイングで2019年シーズンに臨んでいく。
解説・目澤秀憲(めざわ・ひでのり)/1991年2月17日生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部出身で、卒業後に米国へゴルフ留学。そこで米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)Golf junior レベル3を取得した。現在は「エースゴルフクラブ」でレッスン活動をするかたわら、河本結らを指導するプロコーチとしても活躍する。