＜フンドーキンレディース　初日＞◇14日◇福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6,520ヤード・パー72)

　福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内女子ツアー第10戦｢フンドーキンレディース｣の初日。3アンダーでホールアウトした横峯さくら、不動裕理、シン・ヒョンジュ(韓国)の3選手が首位に立った。

　｢結構風が吹いていたので難しかった｣と振り返った横峯だが、4番でボギーが先行するも直後の5番、6番でバーディを奪い前半は1アンダー。後半も10番でバーディを奪ったあと、13番でもバーディを奪い4バーディ・1ボギーの内容。姉の横峯瑠依が途中まで上位に顔を出していたが｢いつもと変らずです。1打1打、1ホール1ホールって感じです｣と気にせず、あくまでマイペースを貫いた。今季まだ優勝がない横峯は｢このコースは天候で全然違ってくるんで、今日は3アンダーだったけど、1日1日アンダーパーでまわっていきたい｣と初優勝に向けての意気込みを語った。

　不動は｢3パットがもったいなかった｣と4番、14番のボギーを悔やんだが、難しい風の中5つのバーディを奪い納得の表情。｢毎日アンダーパーでまわれば、優勝争いができると思います｣と自信も窺えた。

　曲がらないショットが持ち味のシンも風に悩まされたが、｢今週は帯同キャディーを連れてきているので、信じてプレーしてました｣と息の合ったコンビを披露。5バーディ(2ボギー)を奪い久々に好発進を切った。

　1打差の4位は地元福岡出身の馬場ゆかり、5位タイには藤本麻子ら4選手がつけている。