もう一つの進化はアプローチ。昨季終盤、かねがね「私の課題はショートゲーム。外してもパーを獲れるようにならないとだめだなと優勝争いのなかで感じました」と話していたとおり、オフは「アプローチしかしてないんじゃないかってくらい練習しました」と重点的に強化。「打ち方を変えました。まだ完成していないですが…」と話していたが、この日はグリーンを外した4回ともアプローチでピタリと寄せてボギーを回避。さらに小技を効かせバーディも奪うなど、“ニュー松田鈴英”の片鱗を見せた。
今季の目標は「初優勝と昨年の賞金ランキング11位を超えるトップ10に入ること」だという。「本当はトップ5って言いたいけど…去年ができすぎた部分があるので今年も同じことができるようになるのがまずは第一。去年できた分、目標が高くなってここからが厳しいですが、落ち着いていきたいと思います」と地に足付けて目指す去年の自分超え。最高の滑り出しを切った開幕戦から、悲願の栄冠を狙っていきたい。(文・秋田義和)
今季の目標は「初優勝と昨年の賞金ランキング11位を超えるトップ10に入ること」だという。「本当はトップ5って言いたいけど…去年ができすぎた部分があるので今年も同じことができるようになるのがまずは第一。去年できた分、目標が高くなってここからが厳しいですが、落ち着いていきたいと思います」と地に足付けて目指す去年の自分超え。最高の滑り出しを切った開幕戦から、悲願の栄冠を狙っていきたい。(文・秋田義和)