＜フンドーキンレディース　2日目＞◇15日◇福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6,520ヤード・パー72)

　福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第10戦｢フンドーキンレディース｣の2日目。首位タイスタートの不動裕理が、スコアを3つ伸ばしトータル6アンダーで単独首位に立った。1打差の2位タイは横峯さくら、リ・エスド(韓国)、シン・ヒョンジュ(韓国)、5位タイには馬場ゆかりらがつけている。

　横峯は4番で3パットを叩きボギーが先行するが、6番パー5の3打目を2メートルに寄せてバーディ奪取。前半をイーブンで折り返すと後半は10番で3メートルを沈め、12番ではセカンドを1メートルにつけてバーディ。最終18番パー5では3打目がバンカーにつかまり、1.5メートルのパーパットを残すがパーセーブに成功。｢スコア的には2つ伸ばしたけど、我慢したほうじゃないかなと思います｣とこの日のラウンドを振り返った。｢全体的に流れは悪くないので、この流れを維持しつつ明日もアンダーパーでまわりたいです｣と話す横峯。首位の不動とは1打差で迎える最終日｢かみ合えば優勝できると思うので、しっかり我慢してスコアを伸ばしたいです｣と今季初Vに意欲を見せた。

　首位に立った不動は12番、16番でピンチを迎える場面もあったが、いずれもパーセーブに成功。｢ショットが良かった｣とノーボギーでのラウンド。｢まだまだ必死です。今週は接戦なので流れだけじゃ(優勝を)引き寄せられないでしょうね｣と慎重な姿勢を見せている。｢昨年私は優勝してないし、横峯さんみたいに強気にはいけないです。でもやるからには頑張りたいです｣と横峯を警戒しながらも虎視眈々と優勝を狙う不動。ツアー46勝の貫禄で、2年ぶりの優勝を飾ることができるか注目が集まる。

【2日目の順位】
1位：不動裕理(-6)
2位T：リ・エスド(-5)
2位T：横峯さくら(-5)
2位T：シン・ヒョンジュ(-5)
5位T：テレサ・ルー(-4)
5位T：藤本麻子(-4)
5位T：馬場ゆかり(-4)
8位：茂木宏美(-3)
9位：アン・ソンジュ(-2)
10位T：諸見里しのぶ(-1)
10位T：李知姫(イ・チヒ)(-1)