ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

私がプレーヤーズ委員長になった理由【有村智恵委員長特別インタビュー】

私がプレーヤーズ委員長になった理由【有村智恵委員長特別インタビュー】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月8日 12時01分

もちろん、それは環境が影響する部分も大きいと思うし、日本の選手が悪いというわけではないですが、当時はとても感銘を受ける部分が多かった。当然、若い時はゴルフに集中しなければいけないと思います。ただ、私たちくらいの世代の選手が姿勢を見せることで、他の下の選手が少しでも考えてくれるようになったり、気付くことがあればいいなと思います。

−去年起こった放映権問題の中では、協会と選手とで齟齬(そご)があるように感じました。双方がもっとコミュニケーションがとれるような組織に、という考えはありますか?

そうですね。昔の話をするのもあれですけど、私たちがプロの世界に入ったころは、まだ20代の選手と30代の選手と40代の選手とって本当に良い感じで世代間で話し合える環境がありました。ですが、ここ10年近くで急激な世代交代があって、もう今はシード選手の平均年齢が26歳と言われている。ツアー全体で考えると25歳以下の選手がすごく多くて、その選手たちが協会の方々と話し合うのはどうしても難しい部分があると思うんですよね。

多くの選手は高校を卒業してすぐプロになるので、この世界しか知らないで生きている。いろんな社会を見ていらっしゃって、いろんなビジネスであったり仕組みを分かっていらっしゃる協会の方々と、“選手”しか知らない私たちの意見というのが、なかなか折り合いがつかないというのは当たり前のこと。なので、私たち30代の選手がどのように緩和していくか、というのは、ここ数年の課題でもあるんです。

もしかしたら、そのうち30代、40代の選手もいなくなってしまうかもしれない。そんなツアーになった場合に、どうやって25歳あたりの若い選手と協会の方々がうまく会話ができるようにやっていけるのか。そこは今後考えてあげないといけない部分かなと。いろいろとやっていけたらなと思っています。

−選手スローガンは『団結 みんなで世界一のツアーに』 この言葉に込めた思いは?
まずは、来年東京五輪があるので、このツアーから世界一の選手が出てほしいという思いがあります。もう一つは、私自身もアメリカのツアーを見て、日本の今の環境は本当に世界に誇れるものだと思いますし、協会の方々も、未来に向けていろんな改革をして下さっている。一致団結して協会の方と選手はもちろん、周りの関係者の方々など、本当にいろんな方々の手を借りないと自分たちのツアーは成り立たないので、そういった方々の手を借りながら、世界一のツアーを目指していけたら、という思いを込めました。

関連記事

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントのニュース

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    開催中
    2025年4月24日 4月27日
    前澤杯 MAEZAWA CUP
  2. JLPGA
    中止
  3. PGA
    速報中
  4. LPGA
    速報中
    2025年4月24日 4月27日
    シェブロン選手権
  5. ステップ・アップ
    終了
    2025年4月24日 4月26日
    大王海運レディス
  6. DPワールド
    速報中
    2025年4月24日 4月27日
    海南クラシック
  7. LIV GOLF
    開催中
    2025年4月25日 4月27日
    LIVゴルフ第6戦 at メキシコシティ
  8. アマチュア・他
    開催中
    2025年4月25日 4月27日
    IOA選手権

おすすめコンテンツ

関連サイト