もう一つ、アイアンの名手である笠選手は、ウッドもアイアン感覚で振れるものを選んでいると思います。それが出てくるのはフェアウェイウッドとユーティリティで地べたから打つクラブは接地面積にかなりこだわっているんじゃないかなと思います。UTをソールの奥行のないTUNEの05を選んでいるのもそういったあたりでしょう。
一方で下の番手を見てみると中上級者向けです。彼女はパーオン率の高さで勝負していくので、結果としてウェッジ本数に厚みを持たせることは難しくなりがち。つまり、ロングショットを行うクラブが勝負番手のはずです。またアプローチにバリエーションがあるタイプと言うよりは、ロフトなりにキャリーとランを作るタイプ。時には50度、58度みたいにロフトピッチが空いた組み合わせにする可能性もある。なので、アイアンより上は初中級者というか、100切りゴルファーでも参考にすべきセッティングに対して、下は中上級者向けというセッティングになっています。
解説・筒康博(つつ・やすひろ)/プロコーチ・フィッター・クラフトマンとして8万人以上のアドバイス経験を生かし、現在は最先端ギア研究所『PCMラボ』総合コーチ、インドアゴルフレンジKzヘッドティーチャーを務める。ALBA本誌ギア総研をはじめ様々なメディアでも活躍している。
一方で下の番手を見てみると中上級者向けです。彼女はパーオン率の高さで勝負していくので、結果としてウェッジ本数に厚みを持たせることは難しくなりがち。つまり、ロングショットを行うクラブが勝負番手のはずです。またアプローチにバリエーションがあるタイプと言うよりは、ロフトなりにキャリーとランを作るタイプ。時には50度、58度みたいにロフトピッチが空いた組み合わせにする可能性もある。なので、アイアンより上は初中級者というか、100切りゴルファーでも参考にすべきセッティングに対して、下は中上級者向けというセッティングになっています。
解説・筒康博(つつ・やすひろ)/プロコーチ・フィッター・クラフトマンとして8万人以上のアドバイス経験を生かし、現在は最先端ギア研究所『PCMラボ』総合コーチ、インドアゴルフレンジKzヘッドティーチャーを務める。ALBA本誌ギア総研をはじめ様々なメディアでも活躍している。