日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は18日、都内で第57回定期総会を行い、第5期小林浩美会長体制が動き出すことが決まった。正会員1052名中642名が出席(うち601名が委任状出席)して成立したこの日の総会では、事業、決算報告などが行われた。また、12月の選挙で選出された小林、原田香里、寺沢範美、松尾恵、松尾貴子、森本多津子の“留任”6人に新理事の浅田真弓を加えた7人の理事の役割も決まり、新体制が動き出す。
ホステスプロ・木戸愛の美脚に釘付け【写真】
組織改革の一環として、前回までは原田、寺沢の2人だった副会長職を原田ひとりに減らした。定年で退いた鈴木美恵子専務理事に代わって松尾恵が同職に就き、森本、寺沢がトーナメント、松尾貴子、浅田がティーチングを担当する。これについては「全体を会長、副会長、専務理事の3人で見る、これによってツアーとティーチングに横串を指す。これまでは、トーナメントでジュニアレッスンやチャリティなど、ゴルフの普及活動をするとき、別部門が(それぞれ)やっていたが、そこを全体でできるようにして(LPGAの)強みを出す。その方が、色々なところで目が利くようになる」と、小林会長は説明した。要約すれば、縦割りをやめて、横のつながりも含めて組織を強化するということのようだ。できれば素晴らしいが、これまでも7人の理事では手が足りなかったのに、大丈夫なのか?この疑問に対しては「頑張る。事務局の人もいっぱいいますし」という答えが返ってきたが、理事、事務局だけでなく、その下にもスタッフを増やして連絡を密にしないとなかなか難しそうだ。
総会終了後、懸案の放映権問題について会員たちに説明する時間も設けた。開幕戦出場者には、ダイキンオーキッド前に現地で説明を行っているが、それ以外の会員に対しては、初めてとなる具体的な説明と質疑応答。シーズン中とあって出席者の平均年齢が高い中、活発なやり取りが行われたのは、終了後の記者会見の時間が1時間遅れるほどだったことでもよくわかる。
小林会長は、会見でその内容について聞かれると「協会側の説明と世の中に出ている(報道されている)事実が違うということをよく理解していただいた」というにとどまった。出席者に取材しても、これまで全く説明がなかったぶん、報道だけを鵜呑みにしていたが、そうでないとわかって納得した者が多かったという。
スポンサー、テレビ局側の証言との食い違いについて改めて検証する必要がある。ただし、遅まきながら会員に対する説明責任を果たしたことで、内部的にはかなり落ち着いたようだ。
ホステスプロ・木戸愛の美脚に釘付け【写真】
組織改革の一環として、前回までは原田、寺沢の2人だった副会長職を原田ひとりに減らした。定年で退いた鈴木美恵子専務理事に代わって松尾恵が同職に就き、森本、寺沢がトーナメント、松尾貴子、浅田がティーチングを担当する。これについては「全体を会長、副会長、専務理事の3人で見る、これによってツアーとティーチングに横串を指す。これまでは、トーナメントでジュニアレッスンやチャリティなど、ゴルフの普及活動をするとき、別部門が(それぞれ)やっていたが、そこを全体でできるようにして(LPGAの)強みを出す。その方が、色々なところで目が利くようになる」と、小林会長は説明した。要約すれば、縦割りをやめて、横のつながりも含めて組織を強化するということのようだ。できれば素晴らしいが、これまでも7人の理事では手が足りなかったのに、大丈夫なのか?この疑問に対しては「頑張る。事務局の人もいっぱいいますし」という答えが返ってきたが、理事、事務局だけでなく、その下にもスタッフを増やして連絡を密にしないとなかなか難しそうだ。
総会終了後、懸案の放映権問題について会員たちに説明する時間も設けた。開幕戦出場者には、ダイキンオーキッド前に現地で説明を行っているが、それ以外の会員に対しては、初めてとなる具体的な説明と質疑応答。シーズン中とあって出席者の平均年齢が高い中、活発なやり取りが行われたのは、終了後の記者会見の時間が1時間遅れるほどだったことでもよくわかる。
小林会長は、会見でその内容について聞かれると「協会側の説明と世の中に出ている(報道されている)事実が違うということをよく理解していただいた」というにとどまった。出席者に取材しても、これまで全く説明がなかったぶん、報道だけを鵜呑みにしていたが、そうでないとわかって納得した者が多かったという。
スポンサー、テレビ局側の証言との食い違いについて改めて検証する必要がある。ただし、遅まきながら会員に対する説明責任を果たしたことで、内部的にはかなり落ち着いたようだ。