自身が辻村一門の“キャプテン”にも指名した上田については、「(コーチに就いた)2014年から一番充実したオフが過ごせた。特に心技体の心が充実し、大きく成長した。でも、彼女の心の成長はまだまだ70点です(笑)」と、今季ここまで好調を維持する要因について冗談も交えつつ語る。そして、今大会でキャディとしてもサポートしている小祝については「本当にしっかりとガマンしてくれた。もちろんチャンスはある」と、2日間のプレーを評価した。
もちろん2人だけの戦い、というわけではない。1つ上の順位には百戦錬磨の申ジエ(韓国)がいる。その状況のなか辻村氏は、2人をこんな指導とともにコースに送り出す。「ジエ選手はミスしないものだと思って戦わせる。2人は必ずミスはするし、ミスの数では絶対に負ける。それでも食らいついて、ゲームを作ってくれるはず」。その言葉に自然と力がこもる。
最後にカップを掲げるのはただ1人。3人のドラマは、どのような結末を迎えるのだろうか。(文・間宮輝憲)
もちろん2人だけの戦い、というわけではない。1つ上の順位には百戦錬磨の申ジエ(韓国)がいる。その状況のなか辻村氏は、2人をこんな指導とともにコースに送り出す。「ジエ選手はミスしないものだと思って戦わせる。2人は必ずミスはするし、ミスの数では絶対に負ける。それでも食らいついて、ゲームを作ってくれるはず」。その言葉に自然と力がこもる。
最後にカップを掲げるのはただ1人。3人のドラマは、どのような結末を迎えるのだろうか。(文・間宮輝憲)