フェービー選手のセッティングは、イ・ミニョン(韓国)選手とクラブの選び方が非常に似ています。ウッドは海外ブランド、アイアンはキレ味のあるシャープなもの、ウェッジはボーケイといったオーソドックスで強い韓国ゴルフのド定番で、かつ浅重心のものといった感じですね。ただ、使えるクラブの多さという点ではフェービー選手の方が少し幅広かなと思います。
もうひとつ、彼女は「この番手はこういう出球でこういう感じでピンに向かっていく」という自分の弾道イメージがはっきりしている方だと思います。振り心地とかヘッドの見た目とかはある程度、度外視していると思いますよ。その中で意外と色々なスピンが入ってしまっていると思いますね。縦のスピンだけでなく、横のスピン量も少なくない。
それが分かるのが、フェアウェイウッドが3番ウッド1本であとはユーティリティーを入れている点です。最近のフェアウェイウッドはいわゆる深重心化をして、「つかまりやすい、上がりやすい」というのが売りです。ただ、同じモデルを3番、5番、7番とそろえて買った時に、元々ある程度スピンがあるゴルファーだと、3、5、7と順番に打っていく中でどこかの番手で距離が出なくなるんです。特にフェアウェイウッドの場合は。
今は昔みたいに9番とか11番を売らないですよね?その理由として「ユーティリティがあるから」というのもあるんですが、それ以上に、あるロフト以上に寝ちゃうと、ゴルファーによってはスピン量が増えすぎて距離が番手ごとにうまく階段にならず、バラつきが出てしまうからなんです。フェービー選手は、それを整えるために5番ウッドではなく同ロフトのユーティリティーになった、といえます。そしてアイアンは5番からだと思ったスピン量に到達しないという逆の理由で、その距離に該当するユーティリティーを入れているのではないかと推測できます。
アマチュアの方で多いのが、同モデルのフェアウェイウッドをまとめて3番、5番と買ってしまう方。先ほどいったように、同じモデルでも距離が大きく変わる可能性があるので、オススメしたいのが、気に入ったモデルを見つけたらひとまず5番ウッドだけを買うことです。フェアウェイウッドの基本となる5番ウッドを買って、自身の持つアイアンとユーティリティ、持っているクラブとの飛距離の開き具合が分かってから、ユーティリティなのか7番ウッドなのか、後から入れましょう。もちろん3番を入れるのも同じように、まずは5番ウッドが自信を持って打てるようになってからですね。
もうひとつフェービー選手のクラブで注目したいのが、ユーティリティーのソールの抜け方です。クラブの跡を見てみると、かなり前の方でボールを裁いているんですよね。後ろに抜けた形跡がほとんどないんですよ。つまり、どの番手を見てもいわゆる“払い打ち”をした形跡がない。こういう当たり方をしている選手は、基本的にアイアンのブレード幅が薄めを好む傾向にあります。ウェッジでいうと、バンスを嫌がる傾向がある。
もうひとつ、彼女は「この番手はこういう出球でこういう感じでピンに向かっていく」という自分の弾道イメージがはっきりしている方だと思います。振り心地とかヘッドの見た目とかはある程度、度外視していると思いますよ。その中で意外と色々なスピンが入ってしまっていると思いますね。縦のスピンだけでなく、横のスピン量も少なくない。
それが分かるのが、フェアウェイウッドが3番ウッド1本であとはユーティリティーを入れている点です。最近のフェアウェイウッドはいわゆる深重心化をして、「つかまりやすい、上がりやすい」というのが売りです。ただ、同じモデルを3番、5番、7番とそろえて買った時に、元々ある程度スピンがあるゴルファーだと、3、5、7と順番に打っていく中でどこかの番手で距離が出なくなるんです。特にフェアウェイウッドの場合は。
今は昔みたいに9番とか11番を売らないですよね?その理由として「ユーティリティがあるから」というのもあるんですが、それ以上に、あるロフト以上に寝ちゃうと、ゴルファーによってはスピン量が増えすぎて距離が番手ごとにうまく階段にならず、バラつきが出てしまうからなんです。フェービー選手は、それを整えるために5番ウッドではなく同ロフトのユーティリティーになった、といえます。そしてアイアンは5番からだと思ったスピン量に到達しないという逆の理由で、その距離に該当するユーティリティーを入れているのではないかと推測できます。
アマチュアの方で多いのが、同モデルのフェアウェイウッドをまとめて3番、5番と買ってしまう方。先ほどいったように、同じモデルでも距離が大きく変わる可能性があるので、オススメしたいのが、気に入ったモデルを見つけたらひとまず5番ウッドだけを買うことです。フェアウェイウッドの基本となる5番ウッドを買って、自身の持つアイアンとユーティリティ、持っているクラブとの飛距離の開き具合が分かってから、ユーティリティなのか7番ウッドなのか、後から入れましょう。もちろん3番を入れるのも同じように、まずは5番ウッドが自信を持って打てるようになってからですね。
もうひとつフェービー選手のクラブで注目したいのが、ユーティリティーのソールの抜け方です。クラブの跡を見てみると、かなり前の方でボールを裁いているんですよね。後ろに抜けた形跡がほとんどないんですよ。つまり、どの番手を見てもいわゆる“払い打ち”をした形跡がない。こういう当たり方をしている選手は、基本的にアイアンのブレード幅が薄めを好む傾向にあります。ウェッジでいうと、バンスを嫌がる傾向がある。