＜ヨネックスレディスゴルフトーナメント　初日＞◇28日◇ヨネックスカントリークラブ(6,393ヤード・パー72) 　

　新潟県にあるヨネックスカントリークラブを舞台に開幕した、国内女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」の初日。ディフェンディングチャンピオンの全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)が、4アンダーでまわり単独首位に立った。2打差の2位は諸見里しのぶ、3位タイには横峯さくら、不動裕理ら6選手、上田桃子は1オーバー18位タイの位置につけている。

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　｢去年とても良いプレーが出来たので、そのイメージのままプレーできました｣。単独首位に立った全は、昨年トーナメントレコードを更新し、2位に5打差をつけての優勝。相性のいいコースで1番をバーディとすると3番、4番、6番でもバーディを奪い一気に上位へ。後半は2バーディ・2ボギーに留まったが、連覇に向けて最高のスタートが切れた。それでも全は｢まだ初日ですし、あと2日ありますから｣と気持ちは緩めない。

　2位の諸見里は4バーディ・2ボギーのラウンドに｢良いスタートが切れました｣と納得の様子。昨年はバーディパットを外したら悔しさが込み上げてきたが、今季は冷静にコントロールしていこうとするも結果にはつながらなかった。だが、試合に対して熱くなっていなかった自分に気づき、｢今年は甘えがある。外したら悔しがっていいのかな｣と自然なスタイルに戻すことで好スタートを切ることができた。

　3位タイの横峯は、前半で2つのボギーを叩くが、後半に入り3つのバーディで盛り返す。｢ショット自体はあまり良くなかったけど、調整できる範囲なので大丈夫です｣と首位とは3打差も気にしない様子。淡々としながらも、今季2勝目を狙える位置はしっかりキープした。