<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇7日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6,564ヤード・パー72>
毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【ヤマハレディースオープン葛城編】。
成田美寿々とアン・ソンジュ お互いを讃え合うこんな1枚も【大会フォト集】
成田美寿々が4打差をまくって勝利をおさめた「ヤマハレィデースオープン葛城」。アン・ソンジュ(韓国)との優勝争いは、まるで2人のマッチプレーのようだった。
白熱の展開にギャラリーは釘付け。だがデッドヒートの様相を呈するラウンド中でも、時折にこやかに言葉を交わす2人の姿はとても清々しかった。トータル4アンダーで迎えた最終18番、成田のバーディパットを残してソンジュが先にパーでホールアウト。そして成田が2mのウイニングパットを沈め、全てが決まった。
会場が静まりかえる中、成田が打ったボールはラインに乗って吸い込まれるようにカップへ。そしてカップインする一瞬前に拳を掲げて勝利を確信した。大歓声に包まれる中、拳と一緒に足を振り上げてガッツポーズ。苦手としてきたコースでの優勝、接戦のなか4打差の逆転勝利。成田自身の興奮が伝わってくるような一瞬だった。「あれはすごかった。ここ最近、女子プロであれだけ派手なガッツポーズをとる選手はなかなか見ないと思います。すごく印象的でした」と佐々木啓カメラマンも語る。
毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【ヤマハレディースオープン葛城編】。
成田美寿々とアン・ソンジュ お互いを讃え合うこんな1枚も【大会フォト集】
成田美寿々が4打差をまくって勝利をおさめた「ヤマハレィデースオープン葛城」。アン・ソンジュ(韓国)との優勝争いは、まるで2人のマッチプレーのようだった。
白熱の展開にギャラリーは釘付け。だがデッドヒートの様相を呈するラウンド中でも、時折にこやかに言葉を交わす2人の姿はとても清々しかった。トータル4アンダーで迎えた最終18番、成田のバーディパットを残してソンジュが先にパーでホールアウト。そして成田が2mのウイニングパットを沈め、全てが決まった。
会場が静まりかえる中、成田が打ったボールはラインに乗って吸い込まれるようにカップへ。そしてカップインする一瞬前に拳を掲げて勝利を確信した。大歓声に包まれる中、拳と一緒に足を振り上げてガッツポーズ。苦手としてきたコースでの優勝、接戦のなか4打差の逆転勝利。成田自身の興奮が伝わってくるような一瞬だった。「あれはすごかった。ここ最近、女子プロであれだけ派手なガッツポーズをとる選手はなかなか見ないと思います。すごく印象的でした」と佐々木啓カメラマンも語る。