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プロと一緒に本大会の表彰式に出席できるだけじゃない LPGAがツアーで唯一主催する小学生競技の存在意義【記者の目】

プロと一緒に本大会の表彰式に出席できるだけじゃない LPGAがツアーで唯一主催する小学生競技の存在意義【記者の目】

配信日時:2019年4月16日 12時11分

11年前の第1回大会には、岡山絵里、松田鈴英、ささきしょうこ、永井花奈、森田遥、大出瑞月といった、ツアーでシード権を獲得したり、優勝を飾っている選手が名を連ねていた。小学生だった彼女たちにとって、この大会がその後のゴルフ人生に何らかの影響を与えたのは確かだろう。

「決勝トーナメントで優勝することはできませんでしたが、この大会に出場したことで、中3のときにマンデー出場の推薦をいただいたんです。それを突破して、本大会に出場したんですが、それが自分にとって初めてのトーナメント出場でした」

と永井がいうように、ジュニア・カップに出たことが、後々プラスになることもある。

「トーナメント会場で開催する大会ということもあり、将来、プロになりたい小学生は応募してくると思いますが、将来的に一人の社会人として尊敬されるようなプロゴルファーになるきっかけをつくることができるといいですね」と、ジュニア・カップに携わる松尾恵LPGA専務理事は語る。

この大会とは一切関係ないが、親からの厳しい視線に耐え切れず、ジュニアの大会でスコアを改ざんするような事実を耳にすることは少なくない。しかし、競技の性質上、ゴルフほど自分を律するうえで適したスポーツはないはず。スコアに縛られず、ゴルフの本質を早い時期から知ってもらうためにも、今大会が長く続くこと、同じような主旨を持った大会が増えることを望みたい。(文・山西英希)

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