＜サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　3日目＞◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,499ヤード・パー72)

　兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の3日目。2位タイでスタートした馬場ゆかりが、難しいコースセッティングの中、2バーディ・ノーボギーの安定したゴルフで単独首位に浮上。トータル4アンダーで明日の最終日に臨む。

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　3日目が終わってアンダーパーはわずか5人。それだけこのコースの難しさを物語っているが、首位に立った馬場は序盤から安定したプレーを展開。4番パー5でしっかりバーディを奪い前半は1アンダー。後半も堅実なプレーを続け、首位スタートだった飯島茜が14番、15番で連続ボギーを叩いたため単独首位に浮上。16番で2つ目のバーディを奪い、最終18番も嫌な距離のパーパットが残ったが、慎重に沈めて3日目を終えた。

　｢初日、2日とボギーもダボも打ったので、今日も最終組だし多少のボギーは仕方がないと思っていけど、ノーボギーでまわれて今年1番の良いラウンドでした｣と笑顔で話した馬場。今週替えたばかりのパターがピタリとマッチしこの日のプレーを支えた。また、｢20センチは切ったと思います｣と髪の毛をバッサリ短くして心機一転。｢プロテストを通ったときはもっと短くて…もっとルーキーの心を思い出してやりたいと思ってました｣と気合も入る。

　明日の天気は雨と予想されるが｢グリーンの状態も日に日に硬くなっているので多少の雨が降ってくれたほうがいいです。どんな状態であっても目の前の1打に集中すれば、良い結果が出るんじゃないですか｣と意欲を見せる。2年ぶりの優勝なるか、最終日のプレーに期待したい。