＜フジサンケイレディスクラシック 初日◇26日◇川奈ホテルゴルフコース富士コース（静岡県）◇6376ヤード・パー71＞

26日に行われた「フジサンケイレディスクラシック」初日終了後、2日目の競技方法の変更を日本女子プロゴルフ協会（LPGA）が発表した。内容は、従来すべて1番スタートで行われる1ウェイ方式から、2ウェイ方式に変更するというもの。さらに、1番、11番からのティオフという異例の内容となった。

寒くたって三浦桃香はこの笑顔【写真】

例年3日間通じて1ウェイで行われている今大会だが、大会主催者とLPGAは、悪天候が予想される26日の状況を考慮し、初日の午後から、翌日のスタート方法変更の協議を開始。雨時々曇りという状況のなか行われた初日の最終組ホールアウトが、午後6時20分になったこともあり、円滑なトーナメント運営のため変更を決断した。

通常なら2ウェイは、1番と10番からスタートするが、今回くだされたのは1＆11番からのティオフ。こうなった理由として、通常営業とは別のホールナンバーが大会時に割り振られていることが挙げられる。本来9番として使用されているホールを、大会時には10番として使用。そのため通常2ウェイの時にスタートホールとなるこの場所に練習グリーンやお手洗いがなく、選手待機場所として不十分であると判断された。そこで、通常10番として使用されているホールから開始するために、このような1＆11番スタートとなった。最近2ウェイへの変更があったのは2011年。この時も含め、これまで同様のケースでは大会時の1＆10番からスタートしていたが、今年は変則的な形を採ることが決まった。