トーナメント会場で、選手の印象的な言葉や、プライベートシーンなどを耳にする機会が多い現場記者。そのなかで『あの時、何を考えていたの？』、『今ハマっているものは？』、『プロの悩みって？』…のような選手の素の表情が伝わる、ちょっと“パンチ”の効いた（？）話をお届け！【フジサンケイレディスクラシック 】

絶賛上位争い中　藤田光里もこの笑顔【LIVEフォト】

実は今大会、2つの“3連覇”がかかっていることをみなさんご存知だろうか？「2017年は吉田弓美子、18年は永峰咲希…優勝者が違うじゃないか！」という声も聞こえそうだが、実は2人とも4月28日生まれ。そう、2年連続で同じ誕生日の選手が優勝中なのだ。さらに出場者のなかには、他にも同じ誕生日の選手がいる。それが申ジエ（韓国）。この流れでいくと…なんていうことも考えたくなる。

さらにこの3人には、もう1つ共通点があった。それが宿泊先。今大会の期間中、3人とも同じ宿を使用しているのだ。吉田は2年前からそこに泊まりはじめ、その1年目に優勝。永峰もずっとそこに泊まり、昨年初タイトルを川奈でつかんだ。今大会は“誕生日V3”＆“同宿V3”がかかっているというわけだ。

その話をジエに振ると、驚いた表情を浮かべたが、こんな本音も…。「20代の時は誕生日というとハッピーな気持ちで胸がいっぱいになりましたが、30代になると…。20代はうれしかったんですけどね」。元世界1位の実に“女性らしい”一面を見ることができた。

今年の大会最終日は、奇しくもその4月28日。さらに“勝ち宿”に泊まる3人とも、初日を終え上々の滑り出しをみせただけに、ひょっとすると…。