今までバーディチャンスでは基本的にピンを抜いていた鈴木だが、この経験で考え方が変わってきた。挿したままのメリットを見いだしたのだ。「ピンを挿していないと、カップ全体を見てしまってフチから入れようとしたり、狙うポイントがぼやけてしまう。特に曲がるラインの時ですね。でも、挿しているときはピンにガシャンと当てて入れるイメージなので、真ん中から入るイメージが湧く。だから、しっかりと打てるのかなと思います」。今日は基本的に抜いてプレーする予定だったが、6番で3mのバーディパットの際に「入らない気がした」とピンを挿すと、これをど真ん中から沈めた。
イメージだけでなく、距離感の面でも効果があると続ける。「ナイスタッチが増えましたね。今まで平気で2mくらいオーバーしていたのが、1mくらいになった。ピンにガチャンとある程度音をさせて入れるイメージなのですが、音が鳴るくらいの距離感で打つとちょうどいいんです」。今後、ピンを挿したままやるかどうかはその時の気分によって変えるというが、今季からの新ルールによって頼もしいオプションができたのは確かだ。
新元号となったからといって特に誓いを立てたわけではないが、「私の人生で新元号が変わりましたし、新たな元号でもまたたくさん勝ちたいと思います」と飽くなき勝利への執念は令和となっても変わらない。目標とする年間5勝へ。17年の賞金女王は令和となっても得意のパッティングで頂点へと突き進む。(文・秋田義和)
イメージだけでなく、距離感の面でも効果があると続ける。「ナイスタッチが増えましたね。今まで平気で2mくらいオーバーしていたのが、1mくらいになった。ピンにガチャンとある程度音をさせて入れるイメージなのですが、音が鳴るくらいの距離感で打つとちょうどいいんです」。今後、ピンを挿したままやるかどうかはその時の気分によって変えるというが、今季からの新ルールによって頼もしいオプションができたのは確かだ。
新元号となったからといって特に誓いを立てたわけではないが、「私の人生で新元号が変わりましたし、新たな元号でもまたたくさん勝ちたいと思います」と飽くなき勝利への執念は令和となっても変わらない。目標とする年間5勝へ。17年の賞金女王は令和となっても得意のパッティングで頂点へと突き進む。(文・秋田義和)