だが不安もある。先週の土曜日から左手首に激痛が走り、現在はテーピングを巻きながらのプレーが続く。「片手で重いものを持てないくらい握力が下がっていて、コップに飲み物が入っているだけでダメなほど痛い」。開幕を前に練習をセーブして、痛みがひくのを望む状況に追い込まれている。だが、今週はメジャーで、来週の「ほけんの窓口レディース」はディフェンディング大会とあって、「ムリをしないといけないくらい大事な試合が続く。その後には全米(女子オープン)もあるし、試合勘を保つためにも出たい」と、満身創痍の体にムチを打って出場する決意を固めた。
鈴木にとって初日が行われる5月9日は25歳の誕生日。「スコアが悪いと気分が悪くなってしまうので、アンダーパーでは回りたい」と、自身のプレーで記念日を祝いたいところ。日本のエースは、困難に直面しながらも、難敵に立ち向かっていく。(文・間宮輝憲)
鈴木にとって初日が行われる5月9日は25歳の誕生日。「スコアが悪いと気分が悪くなってしまうので、アンダーパーでは回りたい」と、自身のプレーで記念日を祝いたいところ。日本のエースは、困難に直面しながらも、難敵に立ち向かっていく。(文・間宮輝憲)