初めて出場するメジャーの舞台で優勝争い。しかし、そんな重圧などどこ吹く風といわんばかりに、プレー中は「とても楽しんでいました。(同組の)ペ・ソンウさんと優利ちゃん(アマチュアの吉田優利)とずっと話していました」といつも通りの笑顔のプレーを続けた。「私は英語が話せないので、ペ・ソンウさんには日本語で押し通しました(笑)」という話も、キャラクター通りのエピソードだ。「集中してプレーしたい人だったら迷惑ですよね」と少し“反省”もしたようだが、このゴルフを楽しむ姿勢が、勢いを生み出した。
いよいよ大会は最終日を迎える。「予選ラウンドはマネジメントをするんですけど、決勝はガンガン行くスタイル」と話していた渋野だが、さすがに明日は「ピンを狙いたいけど、しっかりとパーを獲ることも考えないと」と、気合を抑え込み初優勝へと向かっていくつもりだ。
この活躍を受けて、父の悟さんが岡山から会場入り。心強い応援を背に、最終組でのティオフを向かえる。2位とは4打差。ソンウとの一騎打ちという様相も呈している。「優勝したら母だけでなく、父、家族、そして応援してくれる人にもいいプレゼントになりますね」。母の日に行われる最終決戦で、カーネーションよろしく優勝カップを大事な人達に捧げる。(文・間宮輝憲)
いよいよ大会は最終日を迎える。「予選ラウンドはマネジメントをするんですけど、決勝はガンガン行くスタイル」と話していた渋野だが、さすがに明日は「ピンを狙いたいけど、しっかりとパーを獲ることも考えないと」と、気合を抑え込み初優勝へと向かっていくつもりだ。
この活躍を受けて、父の悟さんが岡山から会場入り。心強い応援を背に、最終組でのティオフを向かえる。2位とは4打差。ソンウとの一騎打ちという様相も呈している。「優勝したら母だけでなく、父、家族、そして応援してくれる人にもいいプレゼントになりますね」。母の日に行われる最終決戦で、カーネーションよろしく優勝カップを大事な人達に捧げる。(文・間宮輝憲)