<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇12日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6560ヤード・パー72>
ペ・ソンウ(韓国)とのし烈な争いを制して、メジャー大会でツアー初優勝を飾った渋野日向子。打ち立てた記録と、今大会で得られる権利などを聞くと、終始、目を丸くしっぱなしだった。
ドレス姿でも…愛くるしい笑顔が魅力です!【写真】
まず20歳178日での大会制覇は、史上最年少。さらにメジャー大会でツアー初優勝を挙げた日本選手は、2016年の「日本女子オープン」の畑岡奈紗以来8人目の快挙だ。これを聞くと、「私で大丈夫かな?私でごめんなさい!(笑)」となぜか恐縮しきり。これに加え、令和初のメジャーチャンプとなり、成田美寿々が制した14年大会以降続いていた外国勢の連勝を止めたことを知った時も、「私でよかったんでしょうか?(笑)」と、ここでもまばたきの回数が増えた。
権利についても、知らないことが多かったようで、今回のメジャー制覇で、3年間のシード権を手にしたことについては「え?あと2年出られるんですか?」。正確には来年からの3年間なので、それ以上試合に出られることを知ると「やばいです…」と“絶句”。さらに今回の優勝で賞金2400万円を手にし、賞金ランクでは2位に浮上。6月の「アース・モンダミンカップ」後のランク5位までに「全英AIG女子オープン」の出場権が与えられることも初耳だったようで、「…全英!?出られるんですか??出てみたいです!!」と、試合後にもビッグサプライズが連発した。
「賞金ランクの上位50人になったら、シードに入れるな、ということくらいしか考えてこなかったので…」。20歳にとって、まさに“望外の優勝”だったことが伝わってくる一幕だった。(文・間宮輝憲)
ペ・ソンウ(韓国)とのし烈な争いを制して、メジャー大会でツアー初優勝を飾った渋野日向子。打ち立てた記録と、今大会で得られる権利などを聞くと、終始、目を丸くしっぱなしだった。
ドレス姿でも…愛くるしい笑顔が魅力です!【写真】
まず20歳178日での大会制覇は、史上最年少。さらにメジャー大会でツアー初優勝を挙げた日本選手は、2016年の「日本女子オープン」の畑岡奈紗以来8人目の快挙だ。これを聞くと、「私で大丈夫かな?私でごめんなさい!(笑)」となぜか恐縮しきり。これに加え、令和初のメジャーチャンプとなり、成田美寿々が制した14年大会以降続いていた外国勢の連勝を止めたことを知った時も、「私でよかったんでしょうか?(笑)」と、ここでもまばたきの回数が増えた。
権利についても、知らないことが多かったようで、今回のメジャー制覇で、3年間のシード権を手にしたことについては「え?あと2年出られるんですか?」。正確には来年からの3年間なので、それ以上試合に出られることを知ると「やばいです…」と“絶句”。さらに今回の優勝で賞金2400万円を手にし、賞金ランクでは2位に浮上。6月の「アース・モンダミンカップ」後のランク5位までに「全英AIG女子オープン」の出場権が与えられることも初耳だったようで、「…全英!?出られるんですか??出てみたいです!!」と、試合後にもビッグサプライズが連発した。
「賞金ランクの上位50人になったら、シードに入れるな、ということくらいしか考えてこなかったので…」。20歳にとって、まさに“望外の優勝”だったことが伝わってくる一幕だった。(文・間宮輝憲)