「元々喜怒哀楽が激しいタイプなんですが、感情を出すとスコアを落とす。それでいつも笑顔で回ることにしました」。プロテストに合格し、ステップ・アップ・ツアーを中心に出場していた去年から、より強く“笑顔のラウンド”を心掛けるようになった。父の悟さんも、「あまり人前で怒りを露わにするのはいいことじゃない」と助言を送り続け、今の“スタイル”が確立された。
そんな渋野がうれし涙を流したのは「久しぶりですね。高2の全国団体戦で勝った時以来ですかね」。その後は、プロテスト不合格、QT失敗などもプロ人生のスタートで経験した。「悔し涙はしょっちゅうあります」。全てを打ち消すような、最高の日になった。
「1勝で終わらず、2勝、3勝できるようになりたい。ここから何試合もあるので頑張りたいです」。まだ実感が湧かないなか、今後の目標を語った。そして、勝利の要因について聞かれると、渋野はこう答えた。「やっぱり笑顔ですね」。もちろんその時は、すでに涙の跡も乾き、この4日間で最高の笑顔がはじけた。(文・間宮輝憲)
そんな渋野がうれし涙を流したのは「久しぶりですね。高2の全国団体戦で勝った時以来ですかね」。その後は、プロテスト不合格、QT失敗などもプロ人生のスタートで経験した。「悔し涙はしょっちゅうあります」。全てを打ち消すような、最高の日になった。
「1勝で終わらず、2勝、3勝できるようになりたい。ここから何試合もあるので頑張りたいです」。まだ実感が湧かないなか、今後の目標を語った。そして、勝利の要因について聞かれると、渋野はこう答えた。「やっぱり笑顔ですね」。もちろんその時は、すでに涙の跡も乾き、この4日間で最高の笑顔がはじけた。(文・間宮輝憲)