<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇12日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6560ヤード・パー72>
黄金世代から、また一人ニューヒロインが誕生した。大会史上最年少の20歳178日でメジャー女王の座についた渋野日向子。ペ・ソンウ(韓国)とのし烈な優勝争いに終止符を打つウィニングパットを沈めると、自らが勝因と語ったそれまでの笑顔を崩して、「久しぶりです」といううれし涙を流した。
これが“明暗”を分けた16番のセカンド地点【大会フォト】
2人の明暗を分けたのが16番パー4だった。セカンド地点で、フェアウェイ中央の木が存在感を発揮するこのホール。ここで右狙いをしたソンウが、ギャラリー観戦ロープの外に打ち込むミスを犯す。一方、残り172ヤードで4番UTを握って木の左を狙った渋野は、フェード気味に放ったショットでしっかりとグリーンオンに成功。ソンウがダボを喫したのに対し、渋野はパーでしのぎ、ここで2打のリードを奪った。
この時のUTに挿されているシャフトが、フジクラの「DIAMOND SPEEDER HYBRID7-S」。「切り返しが強くインパクトまでのスピード感があるスイング」とメーカー関係者が評する渋野に合ったシャフトで、「機敏な反応で応えてくれる」とお気に入り。ウッド系、アイアンのシャフトも同社のものを使う“フジクラ娘”だ。
またこの4日間、渋野はグリーン上で何度もギャラリーを沸かせた。3日目の最終18番では、残り5mのパーパットを沈め、「イーグル(を獲った)みたいでしたね」とスタンドから地響きのような歓声があがった。長短関係なく、次々と決まる強気のパット。平均パット数の項目を見ると、パーオンホールが「1.7563」で1位、1ラウンド当たりも「28.9630」で3位と精度の高さはいうまでもない。今大会も1日平均「28.00回」で全体5位タイという記録はもとより、記憶にも残る数々のナイスパットがギャラリーを魅了した。
黄金世代から、また一人ニューヒロインが誕生した。大会史上最年少の20歳178日でメジャー女王の座についた渋野日向子。ペ・ソンウ(韓国)とのし烈な優勝争いに終止符を打つウィニングパットを沈めると、自らが勝因と語ったそれまでの笑顔を崩して、「久しぶりです」といううれし涙を流した。
これが“明暗”を分けた16番のセカンド地点【大会フォト】
2人の明暗を分けたのが16番パー4だった。セカンド地点で、フェアウェイ中央の木が存在感を発揮するこのホール。ここで右狙いをしたソンウが、ギャラリー観戦ロープの外に打ち込むミスを犯す。一方、残り172ヤードで4番UTを握って木の左を狙った渋野は、フェード気味に放ったショットでしっかりとグリーンオンに成功。ソンウがダボを喫したのに対し、渋野はパーでしのぎ、ここで2打のリードを奪った。
この時のUTに挿されているシャフトが、フジクラの「DIAMOND SPEEDER HYBRID7-S」。「切り返しが強くインパクトまでのスピード感があるスイング」とメーカー関係者が評する渋野に合ったシャフトで、「機敏な反応で応えてくれる」とお気に入り。ウッド系、アイアンのシャフトも同社のものを使う“フジクラ娘”だ。
またこの4日間、渋野はグリーン上で何度もギャラリーを沸かせた。3日目の最終18番では、残り5mのパーパットを沈め、「イーグル(を獲った)みたいでしたね」とスタンドから地響きのような歓声があがった。長短関係なく、次々と決まる強気のパット。平均パット数の項目を見ると、パーオンホールが「1.7563」で1位、1ラウンド当たりも「28.9630」で3位と精度の高さはいうまでもない。今大会も1日平均「28.00回」で全体5位タイという記録はもとより、記憶にも残る数々のナイスパットがギャラリーを魅了した。