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渋野日向子と死闘を繰り広げたペ・ソンウ その強さは“キリンの上に象は乗らぬ”の法則にあり!【辻にぃ見聞】

渋野日向子と死闘を繰り広げたペ・ソンウ その強さは“キリンの上に象は乗らぬ”の法則にあり!【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年5月14日 18時12分

「米国ツアーで活躍する欧米選手を見ると、上半身が鍛えられている選手が目立ちますが、アジアの選手は、下半身が安定している人に強い選手がよく見受けられます。“キリンの上に象は乗らぬの法則”とでも言っておきましょうか。細い足の上に、筋肉隆々の上半身はアジアの選手にはメリットがあまり大きくないのでしょう」

実際、ソンウにトレーニングの話を聞いてみると、「私は下半身の筋肉は十分あるという結果が出ているので、今はバランスよく鍛えています」と話していた。この言葉を聞いても、筋力面で今のソンウのプレーを支えているのは、しっかりと安定したその足であることがうかがえる。

■「手がつけられない存在」になる可能性も
今大会では、最終日の16番のセカンドショットにミスが出て、ここをダボとしたソンウ。これが大きく影響し、渋野に優勝を譲る形にはなったが、その実力に疑いはない。

「年間1勝は間違いなくするでしょうし、複数回優勝を狙う力も十分にありますね。このショット力で、あとはパットが改善されたら、手がつけられなくなりそうですね」

平均パット数のスタッツを見ると、パーオンホールが全体20位(1.8289)、1ラウンド当たりが47位(30.1667)。さらに3パット回避率は「6.0185%」の79位と、ショット面に比べるとグリーン上にはまだスキがうかがえる。だが、それを差し引いても、これまで日本ツアーで勝利を重ねてきた強い韓国選手の系譜に名を連ねることに、辻村氏は太鼓判を押した。

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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