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受け継がれる片山晋呉流 大城さつき躍進を支える“アプローチ練習でショットを磨く”という考え方【辻にぃ見聞】
受け継がれる片山晋呉流 大城さつき躍進を支える“アプローチ練習でショットを磨く”という考え方【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2019年5月21日 08時43分
「もともと飯島さんは、片山晋呉さんから指導を受けていましたが、このアプローチ練習をショットに生かすという考え方は、まさに“片山流”。そのDNAが脈々と受け継がれていますね」(辻村氏)
■残る課題はグリーン周り
このスイングを見て辻村氏は、「体重移動を使うためには脚力が大事。トレーニングをしっかりやっていると思う」とその背景を推測した。実際に大城は、「昨シーズンから新たなスイングに取り組む時に必要となる動きを取り入れたトレーニングをやっています」と話す。それもあって、すんなりと新たなスイングを吸収することができた。
最終日に「76」と崩れ、初優勝を逃した大城。今後の課題として辻村氏は「グリーン周りの向上」がカギになるといった。「ショット、パットもよくなってきて、これからはアプローチが課題になるでしょう。ほけんの窓口レディースの最終日でも取りこぼしは目立ちました。ミニョンさん、申ジエさんのプレーを目の当たりに自分から崩れてしまった。最終日に自分のペースでプレーをすることが優勝するためのヒケツです」。
最後に辻村氏は、“本家”片山晋呉のこんな姿も明かした。「片山さんといったら、世界で見ても、アプローチ練習に一番取り組んでいる人だと思う。左手一本でウェッジを持って、移動の時間を長くしてスクエアに運ぶ、こういう単純な動きを何度も繰り返して体にしみ込ませています。一日中それをやっているという印象もあるくらいです」。
今はショット改造のために行っている大城のアプローチ練習が、しっかりとグリーン周りのレベルアップにもつながってきたら、さらにスキのない選手へと成長する、そう辻村氏は見ている。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ。
■残る課題はグリーン周り
このスイングを見て辻村氏は、「体重移動を使うためには脚力が大事。トレーニングをしっかりやっていると思う」とその背景を推測した。実際に大城は、「昨シーズンから新たなスイングに取り組む時に必要となる動きを取り入れたトレーニングをやっています」と話す。それもあって、すんなりと新たなスイングを吸収することができた。
最終日に「76」と崩れ、初優勝を逃した大城。今後の課題として辻村氏は「グリーン周りの向上」がカギになるといった。「ショット、パットもよくなってきて、これからはアプローチが課題になるでしょう。ほけんの窓口レディースの最終日でも取りこぼしは目立ちました。ミニョンさん、申ジエさんのプレーを目の当たりに自分から崩れてしまった。最終日に自分のペースでプレーをすることが優勝するためのヒケツです」。
最後に辻村氏は、“本家”片山晋呉のこんな姿も明かした。「片山さんといったら、世界で見ても、アプローチ練習に一番取り組んでいる人だと思う。左手一本でウェッジを持って、移動の時間を長くしてスクエアに運ぶ、こういう単純な動きを何度も繰り返して体にしみ込ませています。一日中それをやっているという印象もあるくらいです」。
今はショット改造のために行っている大城のアプローチ練習が、しっかりとグリーン周りのレベルアップにもつながってきたら、さらにスキのない選手へと成長する、そう辻村氏は見ている。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ。