その勝をはじめとする黄金世代を評するときに、よく言われるのが攻撃力と思い切りの良さ。ツアー通算23勝の李知姫(韓国)、そして同16勝のテレサ・ルー(台湾)は、ともに彼女たちについて「とにかくピンを攻める。怖さがない。それがすごい」と話している。
その2人の言葉を聞く限り、今週は黄金世代に勝機ありとみている。平均バーディ数3位で、先週を休養にあてた体調万全の渋野日向子、同4位で先週6位タイと復調気味の河本結らのノーガードの真っ向勝負を楽しみたい。
■“決断”を最高の結果につなげるのがドラマティックでしょう!(記者M)
先週予想した原英莉花、小祝さくらはともに決勝進出。さらに原は2打差の4位タイフィニッシュ…外れはしたものの、ドラマの流れをつかみかけている手ごたえ十分だ。今週も女子プロ達の熱き戦いをしかと見届けたい。
そして今週は、その「ほけんの窓口レディース」であったできごとを優勝予想に生かしていきたい。それは、松田鈴英の棄権だ。2R開始前に、体調不良のためラウンドを取りやめた松田は、「頭痛、吐き気」に悩まされプロアマも途中棄権していた。「今後もあるし大事を取りたい」と話し、関係者たちに「すいません…」と頭を下げながらコースを後にした。
今季の女子ツアーにあって、これは難しい決断だったはず。というのも、昨年まではプロアマを棄権した場合でも、1打でもプレーしている場合は本戦への出場が可能だった。しかし今年から、プロアマ欠場または棄権の場合は、プレーの有無にかかわらず原則本戦への出場ができなくなった。ただ、不測の事態を想定し、年1回に限り欠場または棄権した場合でも本戦に出場できるという規定も加わった。つまり松田は、この“1回ルール”を適用したことになる。
ブリヂストンと用品使用契約を結び、今大会のホステスプロでもある松田は、体調をかえりみてムリせず、今週に備え「大事をとって」棄権を選択した。“もったいない”とも思える判断だが、それだけ勝ちたい大会なのだ。その強い思いを、くみ取らないわけにはいかないのだ!
その2人の言葉を聞く限り、今週は黄金世代に勝機ありとみている。平均バーディ数3位で、先週を休養にあてた体調万全の渋野日向子、同4位で先週6位タイと復調気味の河本結らのノーガードの真っ向勝負を楽しみたい。
■“決断”を最高の結果につなげるのがドラマティックでしょう!(記者M)
先週予想した原英莉花、小祝さくらはともに決勝進出。さらに原は2打差の4位タイフィニッシュ…外れはしたものの、ドラマの流れをつかみかけている手ごたえ十分だ。今週も女子プロ達の熱き戦いをしかと見届けたい。
そして今週は、その「ほけんの窓口レディース」であったできごとを優勝予想に生かしていきたい。それは、松田鈴英の棄権だ。2R開始前に、体調不良のためラウンドを取りやめた松田は、「頭痛、吐き気」に悩まされプロアマも途中棄権していた。「今後もあるし大事を取りたい」と話し、関係者たちに「すいません…」と頭を下げながらコースを後にした。
今季の女子ツアーにあって、これは難しい決断だったはず。というのも、昨年まではプロアマを棄権した場合でも、1打でもプレーしている場合は本戦への出場が可能だった。しかし今年から、プロアマ欠場または棄権の場合は、プレーの有無にかかわらず原則本戦への出場ができなくなった。ただ、不測の事態を想定し、年1回に限り欠場または棄権した場合でも本戦に出場できるという規定も加わった。つまり松田は、この“1回ルール”を適用したことになる。
ブリヂストンと用品使用契約を結び、今大会のホステスプロでもある松田は、体調をかえりみてムリせず、今週に備え「大事をとって」棄権を選択した。“もったいない”とも思える判断だが、それだけ勝ちたい大会なのだ。その強い思いを、くみ取らないわけにはいかないのだ!