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来年に迫った東京五輪に望むこと【小川淳子の女子リポート“光と影”】

来年に迫った東京五輪に望むこと【小川淳子の女子リポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年6月18日 17時50分

国内でコツコツポイントを稼ぐのももちろん大切だが、それ以上にメジャー出場権を獲得し、そこで上位に入ることが、確実に五輪出場権を獲得する方法だ。

一方で、開催時期や場所、選手選出の方法についてはどうしても大きな疑問が残る。さすがに大会まで約1年となった今、決まってしまったものを変えることはできないだろうが、各国ツアーが確立しているゴルフでは、4年に1度のオリンピックだけにすべてを賭けるのは難しいからだ。女子は年に5回(男子は4回)メジャトーナメントがあり、それ以外もシーズン中は毎週試合がある。その中で、ギリギリまで出場できるかどうかわからない上、いつまでゴルフ競技が行われるのかも4年に1度のオリンピックを、どれだけ目標にすることができるのか。

その時、最も調子のいい選手を出す、という意味で、大会直前の選手決定なのかもしれないが、それにしても決定が遅すぎる。今回、女子のコーチが発表になるが、そもそも選手も決まらず、選手は実戦で忙しいと言うのに、コーチに一体何ができるのか。日頃から個々にコーチがついているのが当たり前の昨今の状況では、技術的に選手をいじるわけにもいかない。本番での戦い方や、コースへの対応など、できることは限られている。

112年ぶりにゴルフが五輪競技に復活した3年前のリオでは、出場を辞退するトッププレーヤーが相次いだ。松山英樹もその一人だ。治安の問題や健康上の不安、スケジュール調整がつかないなど、理由は様々だったが、ゴルフのトッププレーヤーすべてが五輪を目指しているわけではないということが明らかになった出来事だった。

リオに続いて行われる東京大会は、もう少し選手が出場の方向に傾いているように見えるが、世界のゴルフ界はもう一度「何のためにオリンピック競技にしようとしたのか」を、改めて考え直した方がいい。

WGC(World Golf Council)と言う組織をIGF(International Golf Federation)と言う組織に改編し、世界のトッププレーヤーをアンバサダーにして五輪競技を目指したところまでは悪くなかった。「ゴルフをオリンピック、パラリンピック競技にすること」「世界のゴルフの発展を勧めること」をIGFは掲げている。

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