スタッツに目を向けると、やはりバーディ合戦ということで平均パット数(パーオンホール)がいい選手が多い。歴代覇者5人中4人は同年のトップ10以内。唯一外れた酒井美紀も18位と決して悪くはない順位だ。加えて、連覇しているボミは1位と3位、鈴木も2位と、とりわけ優れた成績を残している。また14、15年のボミ、鈴木、成田と4年連続で平均バーディ数がその年のトップ5以内だ。
■鈴木愛は三度(みたび)壁となる 黄金世代の3本の矢は高い壁を超えられるのか
先週の「ニチレイレディス」で2週連続優勝を果たした鈴木愛。その前週に勝った「宮里藍 サントリーレディス」では最終日に27ホールを戦ったこともあり、千葉に入った後には疲労への心配も口にしていたが、データ上、優勝への条件を全て満たしていた女王は改めてそのタフさを発揮した。
そんな鈴木ならきっとさらなる疲労を乗り越えられる。そう信じて今週の優勝候補に挙げたい。先述のデータを全て満たしており、一昨年は優勝、昨年は2位と大会との相性も抜群。関東に多いフラットなコースに苦戦していたかつてのような姿はもうない。これまでに全美貞(韓国)しか達成していない3週連続優勝へ、追い風は吹いている。
対抗となるのは、平均パット数(パーオンホール)1位、平均バーディ数2位の勝みなみ、平均パット数3位、平均バーディ数1位の河本結、平均パット数2位、平均バーディ数5位の渋野日向子の3人。サントリー-では河本、ニチレイでは高橋彩華の優勝を阻止した鈴木が三度黄金世代の壁となるか? それとも、新鋭たちがその牙城を崩すか? こんな展開も楽しみに、試合を眺めたい。
■昨年のQTで見せた集中力で苦難を乗り切る姿が見たい!(記者M)
■鈴木愛は三度(みたび)壁となる 黄金世代の3本の矢は高い壁を超えられるのか
先週の「ニチレイレディス」で2週連続優勝を果たした鈴木愛。その前週に勝った「宮里藍 サントリーレディス」では最終日に27ホールを戦ったこともあり、千葉に入った後には疲労への心配も口にしていたが、データ上、優勝への条件を全て満たしていた女王は改めてそのタフさを発揮した。
そんな鈴木ならきっとさらなる疲労を乗り越えられる。そう信じて今週の優勝候補に挙げたい。先述のデータを全て満たしており、一昨年は優勝、昨年は2位と大会との相性も抜群。関東に多いフラットなコースに苦戦していたかつてのような姿はもうない。これまでに全美貞(韓国)しか達成していない3週連続優勝へ、追い風は吹いている。
対抗となるのは、平均パット数(パーオンホール)1位、平均バーディ数2位の勝みなみ、平均パット数3位、平均バーディ数1位の河本結、平均パット数2位、平均バーディ数5位の渋野日向子の3人。サントリー-では河本、ニチレイでは高橋彩華の優勝を阻止した鈴木が三度黄金世代の壁となるか? それとも、新鋭たちがその牙城を崩すか? こんな展開も楽しみに、試合を眺めたい。
■昨年のQTで見せた集中力で苦難を乗り切る姿が見たい!(記者M)