＜NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　初日＞◇13日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,628ヤード・パー72)

　長野県の軽井沢72ゴルフ北コースを舞台に開幕した、国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日。約3か月ぶりの国内ツアー参戦で凱旋優勝を狙う宮里藍が最高のスタートを切った。

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　宮里は出だしの2番、3番で連続バーディを奪う最高の滑り出し。7番と9番でもバーディを奪い4アンダーで折り返す。後半も13番でバーディを先行させると、16番、最終18番でもスコアを伸ばし、7バーディ・ノーボギーの“65”でホールアウト。ニッキー・キャンベル（オーストラリア）と並び7アンダーで首位に立った。

　この日のラウンドを「良いスタートでした」と振り返った宮里。前半はわずか9パット、後半は13パットとパッティングが好調なことに加え「アプローチの距離感がすごく良かったですね」とショートゲーム全般の良さが好スコアに結びついた。もし勝てば世界ランク1位の座に再び帰り咲くことができるが「頭の中にあっても、1打に集中することが大事なので」とまずは、目の前のプレーに集中する。

　2打差の3位タイグループには全美貞(ジョン・ミジョン)、李知姫(イ・チヒ)、3打差の5位タイには三塚優子とホステスプロの福嶋晃子など上位には実力者たちがひしめきあっている。この勢いで昨年の昨年10月の「SANKYOレディース」以来の国内優勝を飾れるか、まだまだ気の抜けないラウンドが続く。