<アース・モンダミンカップ 最終日◇30日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6620ヤード・パー72>
風速10.1m/s、最大瞬間風速20.7m/sの強風が吹き荒れたカメリアヒルズカントリークラブで行われた「アース・モンダミンカップ」最終日。嵐のような中での戦いを制したのは申ジエ(韓国)だった。
誇らしげにシャーレを掲げる申ジエ【写真】
2位以下に3打差をつけて迎えたジエだったが、強風の影響でなかなかスコアを伸ばせない。そんな中でも粘りを見せてパープレーで折り返したが、11番でもボギー。そうこうするうちに2位の原英莉花が1打差まで迫ってくる。
1打差で迎えた16番。ともにティショットをラフに入れると、2打目は別々のガードバンカーへ。バンカーショットもお互いに寄せられず、それぞれ11mと8mのパーパットを残した。さらにジエは段の下。自身も「ボギーでいい。勝負のホールはまだある」と覚悟を決めた。そんな厳しいパーパットだったが、「強気で打ちました。打った感触はよかった。段の上に乗ったときに入ったと思った」と上りのきついフックラインを完璧に読み切り、天に向かってこぶしを突き上げる豪快なガッツポーズ。そのまま逃げ切り、初日から首位を譲らない完全優勝を達成した。
楽な逃げではなかったが、「同組の原選手と1つ前の宮里美香選手がいいプレーをしていたので、私も緊張感を解くことなくプレーできました。途中1打差になりましたが、“まだ1打余裕がある。必ずバーディがくる”と思って粘ることができました」と冷静さは失わず。「私が経験した中で一番(笑)」という強風も、この日UTの替わりに入れた5番アイアンで低い球を打つなど対応して、勝利をもぎ取った。
風速10.1m/s、最大瞬間風速20.7m/sの強風が吹き荒れたカメリアヒルズカントリークラブで行われた「アース・モンダミンカップ」最終日。嵐のような中での戦いを制したのは申ジエ(韓国)だった。
誇らしげにシャーレを掲げる申ジエ【写真】
2位以下に3打差をつけて迎えたジエだったが、強風の影響でなかなかスコアを伸ばせない。そんな中でも粘りを見せてパープレーで折り返したが、11番でもボギー。そうこうするうちに2位の原英莉花が1打差まで迫ってくる。
1打差で迎えた16番。ともにティショットをラフに入れると、2打目は別々のガードバンカーへ。バンカーショットもお互いに寄せられず、それぞれ11mと8mのパーパットを残した。さらにジエは段の下。自身も「ボギーでいい。勝負のホールはまだある」と覚悟を決めた。そんな厳しいパーパットだったが、「強気で打ちました。打った感触はよかった。段の上に乗ったときに入ったと思った」と上りのきついフックラインを完璧に読み切り、天に向かってこぶしを突き上げる豪快なガッツポーズ。そのまま逃げ切り、初日から首位を譲らない完全優勝を達成した。
楽な逃げではなかったが、「同組の原選手と1つ前の宮里美香選手がいいプレーをしていたので、私も緊張感を解くことなくプレーできました。途中1打差になりましたが、“まだ1打余裕がある。必ずバーディがくる”と思って粘ることができました」と冷静さは失わず。「私が経験した中で一番(笑)」という強風も、この日UTの替わりに入れた5番アイアンで低い球を打つなど対応して、勝利をもぎ取った。