そこでまず、100ヤード以内のショットを改めて磨いた。「できる、できないは別にしてウェッジショットを1ヤード刻みで練習しました。それも低い球などいろいろなバリエーションです。コーチからは“前後一歩以外はミス。そこまで突き詰めてやれ”といわれた」。決勝ラウンドに進んだ選手を尻目にひたすら打った。この日の最終9番では、残り105ヤードからピッチングウェッジで1mにつけてバーディ締め。練習の成果は、満面の笑みでのフィニッシュにつながった。
思わぬ副産物もあった。「ウェッジの練習をして、アイアンも打ちたいように打てるようになってきました。ライン出しのショットもいい感じでした。今日は本当に良かったと思います」とウェッジの向上とともに、上の番手の精度も上がってきた。
コーチ、そしてトレーナーをつけて半年が過ぎた。「成長をしている実感はありますが、まだ付いたパワーやスイングスピードを制御できていないところもあります。前半戦ダメだったところもあったけど、サボっていたわけでないですし、悪かったところも許容範囲です」と試行錯誤を繰り返している段階。ここがハマってくれば、さらに上に行ける手応えもある。
2週連続の4日間大会となっているが、「予選落ちが続いているので疲れもないです(笑)」と体調も問題ない。自分のスタイルを取り戻した22歳は、取材が終わるとコーチ、トレーナーとともに練習場へと足早に向かっていった。(文・秋田義和)
思わぬ副産物もあった。「ウェッジの練習をして、アイアンも打ちたいように打てるようになってきました。ライン出しのショットもいい感じでした。今日は本当に良かったと思います」とウェッジの向上とともに、上の番手の精度も上がってきた。
コーチ、そしてトレーナーをつけて半年が過ぎた。「成長をしている実感はありますが、まだ付いたパワーやスイングスピードを制御できていないところもあります。前半戦ダメだったところもあったけど、サボっていたわけでないですし、悪かったところも許容範囲です」と試行錯誤を繰り返している段階。ここがハマってくれば、さらに上に行ける手応えもある。
2週連続の4日間大会となっているが、「予選落ちが続いているので疲れもないです(笑)」と体調も問題ない。自分のスタイルを取り戻した22歳は、取材が終わるとコーチ、トレーナーとともに練習場へと足早に向かっていった。(文・秋田義和)