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“振り感そのまま”に硬さを変える 青木瀬令奈がすすめるアイアンの番手ずらし【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

“振り感そのまま”に硬さを変える 青木瀬令奈がすすめるアイアンの番手ずらし【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年7月17日 17時39分

筒は番手ずらしについて「気に入ったシャフトを“もう少しだけ振り心地や挙動を変えたい時”に使うリシャフトテクニックです」と説明する。「基本的には、トップから切り返し時の振り心地をしなやかにしたい場合は長い番手のものを入れたり、インパクト時のしっかり感を出したい場合には短い番手のものを装着したりします」とそれぞれの変更するメリットを挙げた。

特に大事なのがこの『振り心地』。青木が『振り感』と表現したものである。「シャフトの持つ重量感や先端の挙動を大きく変えずに、番手ずらしによる手元側のしなり感を少しだけ変えることで、スイングのタイミングを変えることなくクラブの動きを同調させる狙いがあります」。このスイングのタイミングが大事なのだ。シャフトの種類を変えればもちろん、フレックスを変えるだけでもこの“タイミング”はズレてしまう。

あくまでも入念なフィッティングが必要なこの方法。大前提として筒が話すのは「まずは自分にあったシャフトを見つける事が先決。じっくりと試打した上で行う作業なので、ショップの人に相談しましょう」ということ。本当にそのシャフトが自分に合っているかどうかの見極めが大事なのだ。

「アイアンは、フルショット以外にもコントロールしてスイングすることも多いクラブ。例えば、お気に入りのアイアンセットで短い番手だけシャフトが硬く感じる場合はフルショットをしていない可能性が高いです。かといって軽いシャフトにはしたくないので、番手ずらしを行なって少しやわらかくする方法が有効です。逆にタイミングが合っているけど少しインパクトで当たり負けすると感じたり、高さやスピンを抑えたい場合には、青木選手とは逆で長い番手に短い番手用のシャフトを挿すと基本的にシャフトの先端部が硬くなりますから有効です」

解説・筒康博(つつ・やすひろ)/プロコーチ・フィッター・クラフトマンとして8万人以上のアドバイス経験を生かし、現在は最先端ギア研究所『PCMラボ』総合コーチ、インドアゴルフレンジKzヘッドティーチャーを務める。ALBA本誌ギア総研をはじめ様々なメディアでも活躍している。

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