実はこの変更、今季パッティング好調で現在首位に立つイ・ミニョン(韓国)と全く同じ。ミニョンもこれまでピンタイプしかほとんど使ってこなかったが、今年スコッティキャメロンのマレット『GOLO 5R プロトタイプ』にして大きく変わった。
2年連続でボールストライキング(ショットのうまさを現す数値)で1位となっているが、昨年は賞金女王候補に挙げられながらも、関係者が「3mが本当に入らない」と漏らすほどグリーン上で大苦戦。あげくにはパター練習のしすぎによる腰痛にも悩まされた。だが、今年マレット型にして、パーオンホールの平均パット数は7位と大改善。現在賞金ランキング4位につける原動力の1つとなっている。
多くの選手が施すパター変更に加え、初優勝を挙げた大会ということも、木戸にいい影響を与えている。「このコースにくると7年前を思い出します。とにかく目の前の一打に集中してやっていました。今週はそれを思い出してチャレンジ精神を持ってできています」。新パターと初心。この2つの融合で、5打差を追いつくことも不可能ではない。(文・秋田義和)
2年連続でボールストライキング(ショットのうまさを現す数値)で1位となっているが、昨年は賞金女王候補に挙げられながらも、関係者が「3mが本当に入らない」と漏らすほどグリーン上で大苦戦。あげくにはパター練習のしすぎによる腰痛にも悩まされた。だが、今年マレット型にして、パーオンホールの平均パット数は7位と大改善。現在賞金ランキング4位につける原動力の1つとなっている。
多くの選手が施すパター変更に加え、初優勝を挙げた大会ということも、木戸にいい影響を与えている。「このコースにくると7年前を思い出します。とにかく目の前の一打に集中してやっていました。今週はそれを思い出してチャレンジ精神を持ってできています」。新パターと初心。この2つの融合で、5打差を追いつくことも不可能ではない。(文・秋田義和)