<センチュリー21レディス 最終日◇28日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6470ヤード・パー72>
単独2位からツアー2勝目を狙った原英莉花は、一時は首位に立ったものの、中盤以降でスコアを伸ばせずトータル5アンダー・7位タイ。2つ目のタイトルを逃して悔し涙を流した。
ツアー初優勝の稲見萌寧は歓喜の涙【LIVEフォト】
出だしの1番パー5で2オンに成功してバーディ発進を決めた原。5番でもスコアを伸ばし、稲見萌寧が6番でボギーを叩いたことで首位に並ぶ。だが、9番でティショット、2打目を右に曲げてボギーとして首位から陥落すると、その後はバーディを奪えず。最終18番ではグリーン奥に外し“寄らず入らず”のボギーフィニッシュ。歯がゆい一日を象徴するような幕切れとなった。
「KKT杯バンテリンレディス」、「アース・モンダミンカップ」とこれまで優勝争いで敗れても泣かなかった原だが、この日は込み上げるものを抑えられなかった。「初日が良かっただけにもったいなかった。最後のほうのパットを決められなかった」と絞り出した。
「もっとしっかりと振れるようにしたい。しっくりきていなくて、振り遅れてしまっていました。もっと自分を信頼してプレーできるようにしたいと思います」。これまでどんなに悔しくともこらえ続けた原が流した涙。この敗戦は、絶対に無駄にはできない。(文・秋田義和)
単独2位からツアー2勝目を狙った原英莉花は、一時は首位に立ったものの、中盤以降でスコアを伸ばせずトータル5アンダー・7位タイ。2つ目のタイトルを逃して悔し涙を流した。
ツアー初優勝の稲見萌寧は歓喜の涙【LIVEフォト】
出だしの1番パー5で2オンに成功してバーディ発進を決めた原。5番でもスコアを伸ばし、稲見萌寧が6番でボギーを叩いたことで首位に並ぶ。だが、9番でティショット、2打目を右に曲げてボギーとして首位から陥落すると、その後はバーディを奪えず。最終18番ではグリーン奥に外し“寄らず入らず”のボギーフィニッシュ。歯がゆい一日を象徴するような幕切れとなった。
「KKT杯バンテリンレディス」、「アース・モンダミンカップ」とこれまで優勝争いで敗れても泣かなかった原だが、この日は込み上げるものを抑えられなかった。「初日が良かっただけにもったいなかった。最後のほうのパットを決められなかった」と絞り出した。
「もっとしっかりと振れるようにしたい。しっくりきていなくて、振り遅れてしまっていました。もっと自分を信頼してプレーできるようにしたいと思います」。これまでどんなに悔しくともこらえ続けた原が流した涙。この敗戦は、絶対に無駄にはできない。(文・秋田義和)