＜日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯　2日目＞◇10日◇グランデージゴルフ倶楽部(6,601ヤード・パー72)

　奈良県にあるグランデージゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の2日目。首位に立った藤田幸希が4つスコアを伸ばす中、7位タイスタートの横峯さくらも負けじと6バーディ・2ボギーと4つスコアを伸ばし2位タイに浮上した。

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　INスタートの横峯は10番で先制のバーディを奪うと、13番から3連続バーディを奪って一気にスコアボードを駆け上がる。17番でボギーを叩き、後半の1番でもボギーを叩いたが4番、8番のパー5で確実にバーディを奪ってホールアウト。トータル5アンダーで決勝ラウンド進出を決めた。

　17番からの3ホール連続3パットが痛かった。だが横峯は「そこからよく盛り返した」と嫌な流れを断ち切る。「もっといけたというのは正直あった」というこの日のゴルフの出来は60点。ショットが良かっただけに、思うように決まらなかったパットを悔やんだ。それでも「今日もったいないのもあったけど、あと2日あるので気持ちを切り替えて、明日終わって優勝争いに加われるよう頑張りたいと思います」と話した横峯。強い気持ちを持って残り2日間に臨むことを誓った。

　首位に立った藤田は、前半で4つスコアを伸ばしたが、後半は1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばしきれず。だが「ショットも安定していて、パットも距離感が合っている」と調子の良さをアピール。2位に4打差をつけてリードしているが「自分のゴルフを1打1打できればいいと思ってます」と目の前のプレーに集中していく姿勢を見せた。