さらに、今回はアース・モンダミンカップ終了時点で上位5人がすでに出場の意向を示していたため、繰り下がりが起きる例年とは違い、多くは「上の5人が行くだろう」という認識でいたことも、ウェイティングという存在が広まらなかった一因だろう。
選手は不測の事態に備えて『自ら動くこと』が求められたわけだが、「知らなかったです。でも仮に知っていたとしても、エントリーしなかったと思います。自分の実力で5人の枠に入って行きたかったので」(河本)、「あそこで決められなかったことで、もし知っていたとしてもこっち(日本)で頑張ろうと思っていたと思います」(原)と、黄金世代の2人はウェイティングの存在をしってもサバサバしていた。一方でベテランの穴井は、「エントリーしていれば出られたんですか?出たかったです…。でも、仕方ないですね。自分が見ていなかった。勉強になりました」と悲痛な面持ちだった。
ジエの急な欠場により出てきた同問題だが、選手の意思、認識不足は置いておいたとしてもやはりこの資格がある以上、賞金ランキング上位者が行けるようにするべきだ。最高峰のメジャー大会に関し、選手も含めた業界全体がケアしなければならないのではないか?(文・秋田義和)
選手は不測の事態に備えて『自ら動くこと』が求められたわけだが、「知らなかったです。でも仮に知っていたとしても、エントリーしなかったと思います。自分の実力で5人の枠に入って行きたかったので」(河本)、「あそこで決められなかったことで、もし知っていたとしてもこっち(日本)で頑張ろうと思っていたと思います」(原)と、黄金世代の2人はウェイティングの存在をしってもサバサバしていた。一方でベテランの穴井は、「エントリーしていれば出られたんですか?出たかったです…。でも、仕方ないですね。自分が見ていなかった。勉強になりました」と悲痛な面持ちだった。
ジエの急な欠場により出てきた同問題だが、選手の意思、認識不足は置いておいたとしてもやはりこの資格がある以上、賞金ランキング上位者が行けるようにするべきだ。最高峰のメジャー大会に関し、選手も含めた業界全体がケアしなければならないのではないか?(文・秋田義和)