毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【センチュリー21レディス編】
佐々木啓カメラマンが撮影!大東建託前夜祭のドレスアップ姿【フォトギャラリー】
今季6位以上で最終日を迎えるのは今大会で7度目。何度も跳ね返されながら、ようやく初勝利を掴んだ稲見萌寧。最後のバーディパットを決めたときの天高くかざしたガッツポーズは、これまでの苦労を乗り越えた喜びを爆発させた瞬間だった。
「頭の中が真っ白になりました。とりあえず“やったー!”という気持ちが全身に表れた感じです」と優勝の瞬間について振り返った稲見。「このガッツポーズは想定外でした。でも、そのほうがありがたかった」と話すのが優勝の瞬間を撮影していた佐々木啓カメラマン。
「稲見選手はこれまで何度も優勝争いを撮影する機会がありました。でも、この日もそうでしたが稲見選手のガッツポーズはあまり大きなものはなく、こぶしを握りしめる感じのものが多かったんです。そういったガッツポーズは横の写真の方が映えるので、優勝の瞬間もそうだろうと思い、パッティングを打つときは縦で撮って、カメラを横で引きを撮ろうと考えていました。ただ、本当にそれでいいのかは最後まで迷いましたね。打つときから横でとっておいたほうが…なんて気持ちもありました」(佐々木カメラマン)
そんな佐々木カメラマンの意に反して、稲見はこぶしを上に突き上げた。「行動自体は予想外でしたが、そのまま縦で写真を撮ることができました。縦で撮っていたものを横にして画角を合わせて、という動作をする必要がなくなったので助かりました。何よりもとても絵になる写真を撮ることができました。2勝目はどんなガッツポーズを見せてくれるのでしょうか」と次の優勝の瞬間を楽しみにしている。
佐々木啓カメラマンが撮影!大東建託前夜祭のドレスアップ姿【フォトギャラリー】
今季6位以上で最終日を迎えるのは今大会で7度目。何度も跳ね返されながら、ようやく初勝利を掴んだ稲見萌寧。最後のバーディパットを決めたときの天高くかざしたガッツポーズは、これまでの苦労を乗り越えた喜びを爆発させた瞬間だった。
「頭の中が真っ白になりました。とりあえず“やったー!”という気持ちが全身に表れた感じです」と優勝の瞬間について振り返った稲見。「このガッツポーズは想定外でした。でも、そのほうがありがたかった」と話すのが優勝の瞬間を撮影していた佐々木啓カメラマン。
「稲見選手はこれまで何度も優勝争いを撮影する機会がありました。でも、この日もそうでしたが稲見選手のガッツポーズはあまり大きなものはなく、こぶしを握りしめる感じのものが多かったんです。そういったガッツポーズは横の写真の方が映えるので、優勝の瞬間もそうだろうと思い、パッティングを打つときは縦で撮って、カメラを横で引きを撮ろうと考えていました。ただ、本当にそれでいいのかは最後まで迷いましたね。打つときから横でとっておいたほうが…なんて気持ちもありました」(佐々木カメラマン)
そんな佐々木カメラマンの意に反して、稲見はこぶしを上に突き上げた。「行動自体は予想外でしたが、そのまま縦で写真を撮ることができました。縦で撮っていたものを横にして画角を合わせて、という動作をする必要がなくなったので助かりました。何よりもとても絵になる写真を撮ることができました。2勝目はどんなガッツポーズを見せてくれるのでしょうか」と次の優勝の瞬間を楽しみにしている。