河本はプロの試合に出場するようになった昨年からずっとゴルフノートをつけているが、先週の日曜日は体を休めていたこともあり、丸一日かけて、自分なりに悪かったところを整理してノートに書き出したという。
「6ページ分ぐらい書きましたが、おかげで心が落ち着きました。やっぱり、スイングにフォーカスしすぎていたんです。大切なのはスコアメイクであって、そのためにはどういう球筋でボールをどこに落として、どうやってピンに寄せていくのかを考えなければいけないのに、それができていませんでした」と反省する。同時に、シーズン中にスイングを改造することは難しいという結論にも落ち着いた。
より高いところを目指すからこその挑戦でもあったが、なかなか2勝目を飾れないことで、どこかに焦りがあったのかもしれない。その気持ちが整理でき、自分の方向性が明確になっただけでも、意味のある棄権だったかもしれない。あとは、それをどこまでプラスに変えていけるか、今週の戦いぶりが証明してくれるはずだ。(文・山西英希)
「6ページ分ぐらい書きましたが、おかげで心が落ち着きました。やっぱり、スイングにフォーカスしすぎていたんです。大切なのはスコアメイクであって、そのためにはどういう球筋でボールをどこに落として、どうやってピンに寄せていくのかを考えなければいけないのに、それができていませんでした」と反省する。同時に、シーズン中にスイングを改造することは難しいという結論にも落ち着いた。
より高いところを目指すからこその挑戦でもあったが、なかなか2勝目を飾れないことで、どこかに焦りがあったのかもしれない。その気持ちが整理でき、自分の方向性が明確になっただけでも、意味のある棄権だったかもしれない。あとは、それをどこまでプラスに変えていけるか、今週の戦いぶりが証明してくれるはずだ。(文・山西英希)