先週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」を40位タイで終えた河本は、ここ最近パットの精彩を欠き「自信を無くしていました」という状態に陥っていた。パット時のリズムを変えようとしたことなどが原因だったようだが、それも回復傾向をたどっている。そんなタイミングで目にした同級生の歓喜の瞬間。「(渋野は)努力してたから勝てたと思う。私も負けないように努力しよう」。もともと“練習の虫”だが、この気持ちをより一層強めた。
「世界ランク1位になることが私の目標。もちろん今すぐではなく、5〜6年かけてそうなれればと思っています。今は自分のペースで焦らずやっていきたいです」。そのために当面の“スローガン”として「穏やか」という言葉も掲げた。「日向子ちゃんの笑顔はすごいけど、私はあそこまではできない。だから私は苦しい時でも、気持ちを穏やかに保てるようにしたい。そこが一番自分に欠けている部分だと思っています」。課題を1つずつ乗り越え、一歩一歩自らの夢に近づいていく。(文・間宮輝憲)
「世界ランク1位になることが私の目標。もちろん今すぐではなく、5〜6年かけてそうなれればと思っています。今は自分のペースで焦らずやっていきたいです」。そのために当面の“スローガン”として「穏やか」という言葉も掲げた。「日向子ちゃんの笑顔はすごいけど、私はあそこまではできない。だから私は苦しい時でも、気持ちを穏やかに保てるようにしたい。そこが一番自分に欠けている部分だと思っています」。課題を1つずつ乗り越え、一歩一歩自らの夢に近づいていく。(文・間宮輝憲)