ラウンド中、渋野の組についたギャラリーの一人に話を聞いた。渋野と同じ岡山県出身というこの男性は、初めて訪れたトーナメント観戦で、「“笑顔”が報じられることが多いので、もっとスマイルが出るのかと思っていましたが、すごく真剣な表情が印象に残りました。プレーに迫力があるし、単純にうまいなって思いました」という感想を持ったそうだ。同郷の20歳の新たな魅力を知り、「また観戦に来たいですね」と楽しげに語っていた。
屈託のない笑顔でギャラリーの声援に応え、子供たちに手を振る姿も、プレー中の真剣な眼差しのどちらも渋野日向子がその時に“思った通りの気持ち”。「今年は想像以上のことが起こっています。でも調子にのらずに頑張ります(笑)」。どんな称号をつけられても、等身大の自分を貫く。(文・間宮輝憲)
屈託のない笑顔でギャラリーの声援に応え、子供たちに手を振る姿も、プレー中の真剣な眼差しのどちらも渋野日向子がその時に“思った通りの気持ち”。「今年は想像以上のことが起こっています。でも調子にのらずに頑張ります(笑)」。どんな称号をつけられても、等身大の自分を貫く。(文・間宮輝憲)