先週の「北海道meijiカップ」は、今季から日本ツアーに参戦する韓国出身の25歳、ペ・ソンウが優勝。トータル12アンダーで並んだテレサ・ルー(台湾)とのプレーオフを1ホール目に制し、悲願の日本初優勝を挙げた。
“裸足のシンデレラ”が「大好き」なウェッジで、こんなミラクルショットも
「中学生の時に、テレビで初めて見た日本ツアーがこの大会でした。その舞台に立つことをずっと目標にしてきたけど、まさか初優勝までできるなんて。本当にうれしいです」。こう喜びを語ったソンウ。“お菓子10年分”という優勝副賞に憧れ、この試合に出ることを目標にゴルフに励んできた少女が、初優勝をそこで射止めるとは、なんとも“おしゃれなシナリオ”だ。
だが体調は決して万全とはいえなかった。4戦前の「ニッポンハムレディス」では脇腹を痛め棄権。今も完治には至っておらず、リハビリを続けながらコースに出ている。「今はボールが打てることが幸せ」と話したが、そのケガへの対策はクラブにも施されている。ドライバーとスプーンのシャフトに、フジクラの『Speeder569 EVOLUTION VI』を挿しているのだが、これは「以前のものより走ってくれるから、楽に打てる」と患部への負担減も考え「センチュリー21レディス」から投入したもの。
ヘッドは、タイトリストの低スピンで小ぶりが売りの最新モデル『TS4』にシーズン中にスイッチ。この2つが組み合わさり、今大会でもフェアウェイキープは3日間で、42ホール中33ホール。痛みが残るなか、率にして約78%を記録し全体の5位タイにつけ、試合を優位に運ぶことにつなげた。
そんなソンウに一番好きなクラブを聞いてみると、「パター」という答えが返ってきた。その思いはかなり深く、「私が一番愛情を注いでいるものがパターなんです。プロ転向(2012年)してから替えていないので、もう6〜7年近く使っているのでしょうか」と、スコッティキャメロンの『フューチュラX5』とともにキャリアを歩んできた。プレーオフで奥3メートルにつけたバーディパットを決めたのも、当然ながらこの愛器だ。
“裸足のシンデレラ”が「大好き」なウェッジで、こんなミラクルショットも
「中学生の時に、テレビで初めて見た日本ツアーがこの大会でした。その舞台に立つことをずっと目標にしてきたけど、まさか初優勝までできるなんて。本当にうれしいです」。こう喜びを語ったソンウ。“お菓子10年分”という優勝副賞に憧れ、この試合に出ることを目標にゴルフに励んできた少女が、初優勝をそこで射止めるとは、なんとも“おしゃれなシナリオ”だ。
だが体調は決して万全とはいえなかった。4戦前の「ニッポンハムレディス」では脇腹を痛め棄権。今も完治には至っておらず、リハビリを続けながらコースに出ている。「今はボールが打てることが幸せ」と話したが、そのケガへの対策はクラブにも施されている。ドライバーとスプーンのシャフトに、フジクラの『Speeder569 EVOLUTION VI』を挿しているのだが、これは「以前のものより走ってくれるから、楽に打てる」と患部への負担減も考え「センチュリー21レディス」から投入したもの。
ヘッドは、タイトリストの低スピンで小ぶりが売りの最新モデル『TS4』にシーズン中にスイッチ。この2つが組み合わさり、今大会でもフェアウェイキープは3日間で、42ホール中33ホール。痛みが残るなか、率にして約78%を記録し全体の5位タイにつけ、試合を優位に運ぶことにつなげた。
そんなソンウに一番好きなクラブを聞いてみると、「パター」という答えが返ってきた。その思いはかなり深く、「私が一番愛情を注いでいるものがパターなんです。プロ転向(2012年)してから替えていないので、もう6〜7年近く使っているのでしょうか」と、スコッティキャメロンの『フューチュラX5』とともにキャリアを歩んできた。プレーオフで奥3メートルにつけたバーディパットを決めたのも、当然ながらこの愛器だ。