毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【北海道meijiカップ編】
原英莉花は悔しがる時も“超ド派手”なリアクション
渋野日向子フィーバーに沸いた、先週の「北海道meijiカップ」。大会を撮影した佐々木啓カメラマンも、メジャー制覇という偉業を成し遂げた20歳を追う時間が必然的に多くなった。普段はコースを駆け回り、さまざまな選手のプレー姿を追うツアーカメラマンだが、大会2日目には渋野の組に“ビタ付き”。「これまでにタイガー・ウッズ選手や松山英樹選手、石川遼選手くらいでしか(ずっと一人の選手につくことは)やらなかったですね」という言葉からも、普段との雰囲気の違いを感じ取ることができる。
最終日も多くの時間を渋野に割くなか、佐々木カメラマンは一人の選手の“大会締めくくり”のシーンが印象に残った。それが、今回の1枚に選んだ原英莉花が最終18番で見せたガッツポーズだった。
「渋野選手の1組前で、申ジエ選手、小祝さくら選手と一緒に回ってたのが原選手。この日は3人ともナイスプレーが続いていて、組自体の雰囲気もとてもよかったですよね」と、そのプレーぶりは気になるところだった。実際に原はこの日「66」と全体のベストスコアをマーク。ともに「68」だったジエ、地元北海道出身の小祝とともに存在感を発揮した。
そして最終ホールで「絶対にこのチャンスは決めたかった」というバーディパットを沈めた原は、大勢のギャラリーが囲んだグリーン上で、“これぞ原英莉花”というド派手なガッツポーズを披露。大きな拍手、歓声とともに3日間の大会を終えた。
原英莉花は悔しがる時も“超ド派手”なリアクション
渋野日向子フィーバーに沸いた、先週の「北海道meijiカップ」。大会を撮影した佐々木啓カメラマンも、メジャー制覇という偉業を成し遂げた20歳を追う時間が必然的に多くなった。普段はコースを駆け回り、さまざまな選手のプレー姿を追うツアーカメラマンだが、大会2日目には渋野の組に“ビタ付き”。「これまでにタイガー・ウッズ選手や松山英樹選手、石川遼選手くらいでしか(ずっと一人の選手につくことは)やらなかったですね」という言葉からも、普段との雰囲気の違いを感じ取ることができる。
最終日も多くの時間を渋野に割くなか、佐々木カメラマンは一人の選手の“大会締めくくり”のシーンが印象に残った。それが、今回の1枚に選んだ原英莉花が最終18番で見せたガッツポーズだった。
「渋野選手の1組前で、申ジエ選手、小祝さくら選手と一緒に回ってたのが原選手。この日は3人ともナイスプレーが続いていて、組自体の雰囲気もとてもよかったですよね」と、そのプレーぶりは気になるところだった。実際に原はこの日「66」と全体のベストスコアをマーク。ともに「68」だったジエ、地元北海道出身の小祝とともに存在感を発揮した。
そして最終ホールで「絶対にこのチャンスは決めたかった」というバーディパットを沈めた原は、大勢のギャラリーが囲んだグリーン上で、“これぞ原英莉花”というド派手なガッツポーズを披露。大きな拍手、歓声とともに3日間の大会を終えた。