■今年はこっちの“桃子”が良さそうです(記者A)
前週の成績とコース相性から選んだ申ジエ(韓国)、小祝さくら両者が軽井沢で見せた最終日の追い上げは素晴らしいものがあった。特にジエは8バーディを奪う猛チャージ。“ファイナル・ラウンド・クイーン”の名に恥じない猛追は、データの後押しがあってのものだと確信している。優勝した穴井詩だって、2週前の「北海道meijiカップ」で7位と調子は良かったのだから。
とはいえ、今週もデータを駆使した予想はなかなかどうして難しい。冒頭にあったように、復活優勝が多いという大会ということは、逆に言えば多くの選手にチャンスがあるということ。必然的に該当者が増えるということでもある。
それでも、数少ない共通点と相性から探れば答えは見えてくる。
過去5年の優勝者を見ると、1つ前に行われている大会で全員が予選通過しており、14年の上田以外はいずれもトップ15位以内を射止めている。また大里を除く3人(ボミが2勝)はパーオン率トップ10以内に入ったことがあるショットメーカーだ。さらにさかのぼるとアン・ソンジュ、全美貞(ともに韓国)、古閑美保、横峯さくらといった賞金女王戴冠経験者も多い。
そういった点をふまえると、前週5位タイに入った上田に、おのずと目がいってしまう。自身のインスタグラムでも軽井沢の戦いについて、「3日間通して少しは前進出来たかなと思っています」と手応えをつづっており、状態も良さそうだ。優勝の翌年も2位タイに入っておりコースとの相性も良く、ウィークポイントがほとんど見当たらない。
賞金女王経験者で上田以外に出場するのは、ボミと鈴木愛の2人。ボミは2試合連続予選落ちが気になるところだが、過去5回出場で優勝2回、トップ3が4度。調子の上がらない17年に優勝、絶不調だった昨年も26位と悪くなくコースとの相性は言わずもがな。今大会に過去5年で2度出場している鈴木も、それぞれ10位、16位と悪い結果は残していない。北海道meijiカップでは10位と調子も上がっており、こちらも期待していいだろう。
前週の成績とコース相性から選んだ申ジエ(韓国)、小祝さくら両者が軽井沢で見せた最終日の追い上げは素晴らしいものがあった。特にジエは8バーディを奪う猛チャージ。“ファイナル・ラウンド・クイーン”の名に恥じない猛追は、データの後押しがあってのものだと確信している。優勝した穴井詩だって、2週前の「北海道meijiカップ」で7位と調子は良かったのだから。
とはいえ、今週もデータを駆使した予想はなかなかどうして難しい。冒頭にあったように、復活優勝が多いという大会ということは、逆に言えば多くの選手にチャンスがあるということ。必然的に該当者が増えるということでもある。
それでも、数少ない共通点と相性から探れば答えは見えてくる。
過去5年の優勝者を見ると、1つ前に行われている大会で全員が予選通過しており、14年の上田以外はいずれもトップ15位以内を射止めている。また大里を除く3人(ボミが2勝)はパーオン率トップ10以内に入ったことがあるショットメーカーだ。さらにさかのぼるとアン・ソンジュ、全美貞(ともに韓国)、古閑美保、横峯さくらといった賞金女王戴冠経験者も多い。
そういった点をふまえると、前週5位タイに入った上田に、おのずと目がいってしまう。自身のインスタグラムでも軽井沢の戦いについて、「3日間通して少しは前進出来たかなと思っています」と手応えをつづっており、状態も良さそうだ。優勝の翌年も2位タイに入っておりコースとの相性も良く、ウィークポイントがほとんど見当たらない。
賞金女王経験者で上田以外に出場するのは、ボミと鈴木愛の2人。ボミは2試合連続予選落ちが気になるところだが、過去5回出場で優勝2回、トップ3が4度。調子の上がらない17年に優勝、絶不調だった昨年も26位と悪くなくコースとの相性は言わずもがな。今大会に過去5年で2度出場している鈴木も、それぞれ10位、16位と悪い結果は残していない。北海道meijiカップでは10位と調子も上がっており、こちらも期待していいだろう。