実はこの“ナゾのボール”、前日のプロアマで使用されていたものが、ラウンド後も発見されず、そこに残っていたものと推測。すぐさま競技委員が呼ばれ、ルーリングの確認が行われた。結果としては、2019年版の規則(※5.5a)により、このプレーが『球を打つ意思なしに行われる練習スイング』で発生したものであると確認。裁定集にも『練習スイングで、草の中に隠れていた球を動かすのは、球を打つ意思がプレーヤーになかったことが明白なため無罰』というケースが記載されており、誤球などにはあたらず無事ノーペナとなった。
この競技委員を待っている間に、ひと呼吸おけたこともあり、「すごく冷静になれた。そこから流れもよくなりました」という原。その後の深いラフからのアプローチもしっかりと寄せきりナイスパーセーブ。4アンダー・14位タイの好発進につなげた。「ペナルティだったら、ほんと(ラウンドを)やめてやると思いました!(笑)」。最終的には笑って振り返るできごととなって、ホッと一安心…、と同時に、そのラフの深さを思い知らされる話になった。
※規則5.5a『ホールのプレー中、練習ストロークの禁止』
ホールのプレー中、プレーヤーはコース上、またはコースの外のすべての球に対して練習ストロークを行ってはならない。次は練習ストロークではない。
・球を打つ意思なしに行われる練習スイング。
・単に親切心で、練習区域や別のプレーヤーに球を戻すために打つ。
・ホールの結果が決定したプレーヤーがそのホールを終えるために行ったストローク。
この競技委員を待っている間に、ひと呼吸おけたこともあり、「すごく冷静になれた。そこから流れもよくなりました」という原。その後の深いラフからのアプローチもしっかりと寄せきりナイスパーセーブ。4アンダー・14位タイの好発進につなげた。「ペナルティだったら、ほんと(ラウンドを)やめてやると思いました!(笑)」。最終的には笑って振り返るできごととなって、ホッと一安心…、と同時に、そのラフの深さを思い知らされる話になった。
※規則5.5a『ホールのプレー中、練習ストロークの禁止』
ホールのプレー中、プレーヤーはコース上、またはコースの外のすべての球に対して練習ストロークを行ってはならない。次は練習ストロークではない。
・球を打つ意思なしに行われる練習スイング。
・単に親切心で、練習区域や別のプレーヤーに球を戻すために打つ。
・ホールの結果が決定したプレーヤーがそのホールを終えるために行ったストローク。