しかし、5月のメジャー今季初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で13位タイに入ると、徐々に上向きに。前述したニチレイレディスでの優勝争いなど、上位に顔を出す機会も多くなった。それでも「いつも自分に負けてきました」。プレッシャーのかかる場面では、弱気が顔を出した。
だからこそ、気楽になれる言葉は大きな支えになる。「些細なことで自信はつく」ということにも気づき始めたという。それもあって、初優勝に向け3打差を追いかける明日も、「上は見ずに赤文字(アンダーパー)であがって、伸ばしたい」と気持ちを楽に臨むつもりだ。黄金世代10人目の優勝について「みんなと同じ位置に並びたいとは思います」というのも本音だが、考え方の変化が、初タイトルに高橋を近づける。(文・間宮輝憲)
だからこそ、気楽になれる言葉は大きな支えになる。「些細なことで自信はつく」ということにも気づき始めたという。それもあって、初優勝に向け3打差を追いかける明日も、「上は見ずに赤文字(アンダーパー)であがって、伸ばしたい」と気持ちを楽に臨むつもりだ。黄金世代10人目の優勝について「みんなと同じ位置に並びたいとは思います」というのも本音だが、考え方の変化が、初タイトルに高橋を近づける。(文・間宮輝憲)