毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯編】
まるで女優!キム・ハヌルのゴージャスカット【前夜祭フォトギャラリー】
8月の「全英AIG女子オープン」制覇後、初の関西(兵庫県)での試合に臨んだ渋野日向子。メジャー大会ということもあって、土日に連日1万人超のギャラリーが会場に詰めかけた。大きな期待を受けて迎えた初日は「70」をマークし、国内女子ツアー歴代1位となる29ラウンド連続オーバーパーなしという記録も達成。しかし2日目に「75」と崩れ記録が途絶えると、3日目も出入りの激しいゴルフでピリッとしない内容となった。
今回の写真が撮影されたのは、そんな大会3日目のホールアウト後だった。日も暮れかけたコースで最終組の上がりを撮り終えた岩本芳弘カメラマンが、18番グリーン奥の練習場をのぞくと、そこで渋野と青木翔コーチが練習を続けていた。すでに渋野のホールアウトからは3時間が経過。帰路についていてもおかしくない時間だ。
しばらく遠目に練習を眺めていると、「あ、どうも!」という声とともに2人が近づいてきたという。「またいいの撮れちゃってんるんでしょう?」と笑いながら話しかけられ、『頑張るね』と返すと、「下手くそなんで」と少しうつ向き加減に芝を見つめ、またクラブを振り始めた渋野。そんな練習風景を2人の邪魔にならないように、2〜3カットだけ写真におさめた際の写真がコレだ。
長いラフへの対応など、見つかった課題をすぐに克服するかのように、2日目、3日目だけでラウンド後に計7時間以上に及ぶ猛特訓に励んだ渋野。「練習風景からスコアを伸ばせなかった悔しさが伝わってきました。青木コーチにアドバイスを貰いながら黙々と練習する姿、深いラフに対応出来なかった悔しさ、そして次のステップに向かって突き進む姿が印象に残りました」というシーンは、岩本カメラマンが感銘を受ける一コマとなった。
まるで女優!キム・ハヌルのゴージャスカット【前夜祭フォトギャラリー】
8月の「全英AIG女子オープン」制覇後、初の関西(兵庫県)での試合に臨んだ渋野日向子。メジャー大会ということもあって、土日に連日1万人超のギャラリーが会場に詰めかけた。大きな期待を受けて迎えた初日は「70」をマークし、国内女子ツアー歴代1位となる29ラウンド連続オーバーパーなしという記録も達成。しかし2日目に「75」と崩れ記録が途絶えると、3日目も出入りの激しいゴルフでピリッとしない内容となった。
今回の写真が撮影されたのは、そんな大会3日目のホールアウト後だった。日も暮れかけたコースで最終組の上がりを撮り終えた岩本芳弘カメラマンが、18番グリーン奥の練習場をのぞくと、そこで渋野と青木翔コーチが練習を続けていた。すでに渋野のホールアウトからは3時間が経過。帰路についていてもおかしくない時間だ。
しばらく遠目に練習を眺めていると、「あ、どうも!」という声とともに2人が近づいてきたという。「またいいの撮れちゃってんるんでしょう?」と笑いながら話しかけられ、『頑張るね』と返すと、「下手くそなんで」と少しうつ向き加減に芝を見つめ、またクラブを振り始めた渋野。そんな練習風景を2人の邪魔にならないように、2〜3カットだけ写真におさめた際の写真がコレだ。
長いラフへの対応など、見つかった課題をすぐに克服するかのように、2日目、3日目だけでラウンド後に計7時間以上に及ぶ猛特訓に励んだ渋野。「練習風景からスコアを伸ばせなかった悔しさが伝わってきました。青木コーチにアドバイスを貰いながら黙々と練習する姿、深いラフに対応出来なかった悔しさ、そして次のステップに向かって突き進む姿が印象に残りました」というシーンは、岩本カメラマンが感銘を受ける一コマとなった。