「寝る時はまだ痛くて、棄権も考えました。でも朝起きると少し痛みがひいていて」。こうして何とか“念願のラウンド”にこぎつけた。この2日間は、テーピングで肩をガッチリとかため、さらに朝とハーフターン時には痛み止めを服用してのラウンドが続く。「(テーピングで)動きづらいですし、痛みが怖いから思いっきりは振れないですけど、それで逆に力みがなくなっているのかもしれませんね」。こうしてディフェンディングチャンピオンにとって“最低限のノルマ”ともいえる予選通過を果たした。
「試合に出られないという最悪の状況は避けられました。それだけで今週は十分ですね」。これが本音だ。試合が終わった後は、再び鍼灸院を訪れて治療。来週のホステス大会「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後にかかりつけ医がいる病院を訪れ、詳しい検査を行う予定だ。昨年大きな喜びを得た場所で、今年は歯を食いしばりながら残り1日を戦う。(文・間宮輝憲)
「試合に出られないという最悪の状況は避けられました。それだけで今週は十分ですね」。これが本音だ。試合が終わった後は、再び鍼灸院を訪れて治療。来週のホステス大会「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後にかかりつけ医がいる病院を訪れ、詳しい検査を行う予定だ。昨年大きな喜びを得た場所で、今年は歯を食いしばりながら残り1日を戦う。(文・間宮輝憲)