フルショットしかり、ハーフショットしかり。『この番手でこのくらい振ったらこれだけと飛ぶ』と明確になれば細かい打ち分けをオートマチックにできる。これこそがウェッジの本数を増やす最大のメリット。だからこそ“ルール決め”が大事となる。
とはいえ、これだけロフトが多様化した時代。「ウェッジを4本入れよう」と決めてもなかなか自分にあった組み合わせを見つけることは難しい。そこで筒が提唱するのが「まずSWをバンカーショットで決めること」だ。
「名前の通り、『サンド(砂)』ですから特に練習量が少ないアマチュアの皆さんはメインの使用目的をバンカーショットにした方がいいです。その上で、上げたい時やスピンをかけたいアプローチでも使えるようにソール形状やバウンスをチェックしてみて下さい」。ここで一考したいのが56度のウェッジ。「『56度がやさしい』と言われている理由は、ダフってもバンカーショットで距離が出しやすいことです。また、フェースを開いて使う方にとってはテクニックを使うバリエーションが大きくなるメリットがあります」。3本入れるとなると、まず58度を考えてしまうが、56度という選択肢も頭に入れたい。
次にPWの距離を把握。「そして今使っているPWの方向性を意識して打ったフルショットのだいたいの距離をイメージしてください。こうなればウェッジを『チーム』として考えたときに、まず一番飛ぶPWと一番飛ばないSWが先に決まります」。ここからあいだの番手を決める際、『3本体制』になるか『4本体制』になるかを決めていく。
「ロフトを調べてきっちり距離の階段を作り、スイングをシンプルにしたい方は『4本体制』が向いていると思います。結果として、10〜12ヤードピッチになると思います。一方で『3本体制』でいきたい方は、例えば『100ヤードは〇〇度でフルショット』のように自分のイメージを重視した方が、結果としてウェッジチームが機能しやすいと思います。グリーン周りも決まった番手で使いこなせる方も『3本体制』からスタートしてみてはいかがでしょうか?」(筒)
最後に一つ注意点がある。「『3本体制』、『4本体制』どちらでも、ウェッジをチームとしてみた場合の役割はそれぞれ異なります。目的が違う以上、モデルやソール形状、バンスが番手ごとに違ってくるのは当然です。ただし、ロフトに対して長さと重さが逆転しないようにだけ注意して購入して下さい」。
とはいえ、これだけロフトが多様化した時代。「ウェッジを4本入れよう」と決めてもなかなか自分にあった組み合わせを見つけることは難しい。そこで筒が提唱するのが「まずSWをバンカーショットで決めること」だ。
「名前の通り、『サンド(砂)』ですから特に練習量が少ないアマチュアの皆さんはメインの使用目的をバンカーショットにした方がいいです。その上で、上げたい時やスピンをかけたいアプローチでも使えるようにソール形状やバウンスをチェックしてみて下さい」。ここで一考したいのが56度のウェッジ。「『56度がやさしい』と言われている理由は、ダフってもバンカーショットで距離が出しやすいことです。また、フェースを開いて使う方にとってはテクニックを使うバリエーションが大きくなるメリットがあります」。3本入れるとなると、まず58度を考えてしまうが、56度という選択肢も頭に入れたい。
次にPWの距離を把握。「そして今使っているPWの方向性を意識して打ったフルショットのだいたいの距離をイメージしてください。こうなればウェッジを『チーム』として考えたときに、まず一番飛ぶPWと一番飛ばないSWが先に決まります」。ここからあいだの番手を決める際、『3本体制』になるか『4本体制』になるかを決めていく。
「ロフトを調べてきっちり距離の階段を作り、スイングをシンプルにしたい方は『4本体制』が向いていると思います。結果として、10〜12ヤードピッチになると思います。一方で『3本体制』でいきたい方は、例えば『100ヤードは〇〇度でフルショット』のように自分のイメージを重視した方が、結果としてウェッジチームが機能しやすいと思います。グリーン周りも決まった番手で使いこなせる方も『3本体制』からスタートしてみてはいかがでしょうか?」(筒)
最後に一つ注意点がある。「『3本体制』、『4本体制』どちらでも、ウェッジをチームとしてみた場合の役割はそれぞれ異なります。目的が違う以上、モデルやソール形状、バンスが番手ごとに違ってくるのは当然です。ただし、ロフトに対して長さと重さが逆転しないようにだけ注意して購入して下さい」。