プロ転向6年目にして悲願の初優勝を果たした柏原明日架。涙の初Vはどのようにして生まれたのか。身長171cm、完全なるアスリート体型の柏原のイメージと違った、本来の持ち味が勝利を呼び込んだとするのは上田桃子や小祝さくらを指導する辻村明志コーチ。辻村氏に、その真相を語ってもらった…、だけでなく、今回は特別に辻村氏が柏原本人にも勝利直後の自己分析を直撃してみた。
似てますか?カップを掲げる柏原親子
■大柄選手の「ショットがうまい」イメージとは真逆「持ち味は小さいもの」
フェアウェイキープ率は約53%の97位。パーオン率も約63%の81位。間違ってもショットメーカーという呼び方ができないスタッツの中身だが、これが現在の柏原の数字だ。それでも今回は優勝を果たした。その勝因はずばり、「ショートゲームのうまさです」と辻村氏は断言する。
「グリーンをこぼしたものを拾う。実はオフの宮崎合宿で柏原選手の練習を見ることがあるのですが、ほとんどショートゲームの練習をしています。ショットはほぼ見ません。それも、単純なアプローチばっかりやっているんです。自分でもそこが支えだということを理解しているから、そこは外せないという思いがあるのでしょう」(辻村氏)
これに対して、柏原の答えはこうだ。
「私を支えているのはグリーン回りですね(笑)。先週はグリーンが硬いねとキャディさんと話していたんですが、外してもそこから拾えるから、そういう難しいコースの方が好きです」(柏原)
似てますか?カップを掲げる柏原親子
■大柄選手の「ショットがうまい」イメージとは真逆「持ち味は小さいもの」
フェアウェイキープ率は約53%の97位。パーオン率も約63%の81位。間違ってもショットメーカーという呼び方ができないスタッツの中身だが、これが現在の柏原の数字だ。それでも今回は優勝を果たした。その勝因はずばり、「ショートゲームのうまさです」と辻村氏は断言する。
「グリーンをこぼしたものを拾う。実はオフの宮崎合宿で柏原選手の練習を見ることがあるのですが、ほとんどショートゲームの練習をしています。ショットはほぼ見ません。それも、単純なアプローチばっかりやっているんです。自分でもそこが支えだということを理解しているから、そこは外せないという思いがあるのでしょう」(辻村氏)
これに対して、柏原の答えはこうだ。
「私を支えているのはグリーン回りですね(笑)。先週はグリーンが硬いねとキャディさんと話していたんですが、外してもそこから拾えるから、そういう難しいコースの方が好きです」(柏原)